カーボヴェルデからリスボンへ戻ってきた日のこと。
カーボヴェルデを出発する飛行機が、理由はわからないけど1時間以上遅れてしまい。
リスボン到着も1時間以上遅れ。
入国審査のブースの前は長蛇の列で、ここでも1時間近く待ち。
(普段はリスボンで入国審査なんて受けないから、いい経験だったんだけど。スタンプも初めてもらったし。)
言われたテーブルからは荷物が出てこなくて、
Baggage Claimで「まだアフリカにあるんじゃない?」なんてのんきな係員を相手に手続きを取って、
あきらめきれずに探していたら、ぜんぜん違うテーブルに、私の荷物が出てくるのを目撃して…
なんてやっていたら、空港の中に2時間近くもいる羽目に。
Rくんには、前日に、
「朝早いから、その時間に迎えに来なくていいからね」
と連絡していたので、
(朝早すぎるし、日本から到着時に空港へ来たときは、
彼の最寄の駅の終電にのり、終点の駅で寝て、始発の電車で乗り換えたと言っていたので申し訳なくて)
その1時間後ぐらいに、彼の指定の場所で待ち合わせ。
カーボヴェルデで肌を焼きすぎて、顔の皮が斑に剥けてしまっていたので、
正直、「こんな顔じゃ会えない!!!」という感じだったんだけど、
それよりも会いたい気持ちのほうが強かったので、サングラスと髪の毛で隠し隠し…
でも会ったら、思ったとおり第一声が
「なに、その顔!!! ひどいね」
と大笑いされて…
でも、気を取り直して、その日泊まるホテル(私だけ)を探しにいき、荷物を置いて。
彼が通っていた大学が近いということで、その大学を案内してもらって、食堂でご飯を食べ、
彼が気に入っているという場所(ガイドブックに出ているけれど、ポルトガル9回目で初めて行った)を散歩しながらおしゃべりして。
「普通ここへはカップルで来る人が多いんだけどね」
なんて言葉に、ちょっとどきどきしながら…
その日は別の友達と会う約束をしていて。
「一緒に行こうよ」
と誘ったんだけど、
「いや、僕はいいよ。楽しんできなよ。」
と断られてしまい、私が寂しそうな表情をしていたからか、
「僕は終電で帰ればいいから、もし夕ごはんを一緒に食べられそうだったら、一緒に食べよう。」
と言ってくれて、その場は一応別れて、友達との待ち合わせの場所に。
その友達とはネットで知り合い、初めて会う人だったから、
どんな人かと楽しみにしていたんだけど、
とにかく陽気なラテン系!って感じの人で、一緒にいる間、ずっと大笑いしっぱなし。
一緒に来ていた彼の友達がすごくおとなしい感じだったから、両極端で。
リスボンの街を案内してあげる!と言ってもらったけど、名所という名所はほぼ制覇しているため、
Alfamaを散歩し、お気に入りのCastelo de Sao Jorgeでリスボンの街を眺め、
(市民じゃないと入場料が必要なんだけどね…)
彼らとは2時間ぐらいおしゃべりして、「今度は日本で、ゆっくり会おうね」と約束して別れ、すぐにRくんに電話。
「連絡ないからどうしようかと思っていたんだけど、
友達と話していたら連れておいでって言うから、嫌じゃなければ一緒にその友達の家に行ってごはん食べよう」
とのことで、その友達の家にお邪魔することに。
ほかにも友達が2人ほど来ていて(みんな大学のときの友達なんだとか)、いろいろ質問されまくりでした。
結局Rくんは家に帰ることが出来ず、友達の家に泊まることになってしまって。
次の日仕事だったのに申し訳ないなぁ…と思いつつ。
ホテルまで送ってもらい、翌日は彼の友達のガイドが私の泊まっているホテルまで来てくれる約束だったので、
「その時間に迎えに行くから寝坊しないでね」
と言って、帰って行ったのでした。
そしてその翌日から、彼の友達と2人で行動したのだけど…
続きはまた近いうちに。