カーボヴェルデに行きたくて、泣きついた友達から連絡が。
「いいの見つけたよ～。１週間で８５０ユーロぐらい。どう？」
「ビザは空港で取ればいいみたいだよ。２５ユーロだって。」
「でもそれって１か所だけでしょ。どこ？」
「うん。Ilha do Sal」
１つの島にしか行けないということは、もうあきらめていたからいいんだけど。
悩んだのは１つ、問題があったから。
安いのはＳＡＴＡ（Air Acores）のチャーター便だから。
ということは、出発日が限定されているってこと。
私がリスボンに到着するのは、２８日の２２時頃。
リスボンを出発は２９日のお昼。戻りは９月６日。
今回の旅行、この友達に会うというのが目的の１つ。
でも、このプログラムを取ると、会えなくなってしまう。
というのも、彼は９月入ってすぐに帰省（ポルトガルではない別の国）してしまうから。
「でも、このプログラムにしたら会えなくなっちゃうね。」
「そうだっけ？
でも、カーボヴェルデに行きたいっていうのは、前からの夢だったでしょ。」
「僕は行こうと思えばいつでも日本には行けるし。」
「そうだけど…」
「大丈夫、僕が空港まで迎えに行くから。」
彼の家は、リスボンから電車で３時間くらいかかる、地方都市。
わざわざ遠くから、それだけのためにお金をかけてきてもらうのもなぁ…
と躊躇していたんだけど。
「迎えに行くよ。そうすれば会えるでしょ。」
「でも、遠いじゃん。」
「何言ってるの！ ３時間だよ。」
ということで、結局サル島に行くことにしました。
（猿島ではありません。サル、はポルトガル語で「塩」の意味。）
それを伝えると、彼はとても喜んでくれて。
「じゃあ、明日旅行会社に行って申し込んでくるよ。
お金は立て替えておくから、会った時に払ってね。
ついでに、リスボンで泊まるところも探しておいてあげる。」
（ポルトガルに行く時、私はホテルの予約をしないで行くことを知っているので。）
と言うことで、夢が１つ叶うことになりました。
あと１週間。楽しみだな～。