ちゃお~~~みなさん
程よく気持ちのいいお天気に恵まれた今日(まだイタリアは7/15(日)です・・只今の時刻:10:35pm過ぎ)、
ビーチに行って過ごした私達。
夏真っ盛りのイタリアを満喫するのに、やっぱりもってこいかなぁ.....というスポットのひとつ「マーレ:海」。
週末になると、行けるチャンスに恵まれれば、真っ先にいきたいなぁと願う、海好きのイタリア人(に限らず.....)。
今日行った所は、先回の「アンセド―二ア」ではなく、同じグロッセート県ですが、「マリーナ ディ グロッセート」というところ。
自宅を出発し、シエナ経由で目的地を目指しますが、途中こんな風景を車窓から眺められる今日この頃であります。
春先にから初夏にかけて、一面淡い緑の丘陵地帯が広がっていたところでは、その緑がすっかり消え、
牛の餌となる干し草刈りが行われ、刈った草を、昔あったようなお菓子の丸いコロンのような形に整え、
丘の上に転がっている風景・・・。
よく絵はがきになったり、カレンダーでも今時のトスカーナの風景として、お目見えすることもあります。
独特な今だけしか見れない景色だからかな...........
さてさて・・・・・・無事に目的地に到着。
セミ時雨が響き渡る松林を抜けていくと、やがてパッと眼前に広がるビーチに出会える嬉しさ・・・。
ほんと・・・広~くてびっくり。
遠く「ジーリオ島」の姿も遠望できるパノラマのオマケつき・・・。
色とりどりのビーチパラソルの花が咲いていた砂浜・・・。
多くの人々で賑わっていた中、辺りを見まわした私の眼に突然入ってきた・・・・ある光景。
それは・・・・いたんですよぉ~トップレスのある女性の姿が.........
写真はさすがに撮れないから・・・どんなだったのかは、ご想像にお任せすることにいたしますぅ・・・。
が、あまりの突然の遭遇に、さすがにイタリア在住歴長いけど、びっく~~り。
堂々とした姿で、気持ち良さそうに日光浴をしていた彼女。
でも、はっきりいって、若くない歳持ちって感じでしたよぉ~だからなおさらびっくり仰天した私。
マンマ・ミーア・・・・って2~3回つぶやいてると、娘が耳元で「マンマ・・・洋ナシ(イタリアでは、ちなみに女性の胸のこと・・・洋ナシの形に似てるからってことで、よくちまたでこう表現されたりするんですよ・・・)丸出しで日光浴してる女の人見たぁ.....」って囁いてきて・・・。驚きの表情一杯だった娘の顔を見ていて、
かなりのインパクトがあったに違いないだろうなぁ~とすぐにピンときた私・・・。
文化の違いとは言え、やっぱり見慣れているのでしょうか・・・居合わせた周りのイタリア人のように知らん顔するまでには・・・私はまだまだだなぁと我を省みたエピソード・・・。
気を取り直し、お昼は持ってきたパニーニと果物をビーチで食し、ソーレ(太陽)とマーレ(海)を思いっきり
ゲット。
でも、お昼すぎから風がだんだん強くなってきてしまい・・・
これじゃぁビーチパラソルが飛ばされそう・・・・といういちりの心配がよぎりだした時、
案の定・・・一瞬にして飛ばされそうになり、ギリギリセーフ。
で、これまたマンマ・ミーア.......
結局、砂嵐が吹きかけていたビーチにそれ以上いることが難しくなり、早めにきりあげることに・・・。
まぁ.......こんなこともあるから仕方なし。
でも、「マレンマ」とひとことつぶやきが出そうな感がしたくらい・・・。
ちなみに、この「マレンマ」っていうフレーズ・・・。
トスカーナ人が「えっこんなことあり!?」とか「なんとかしてぇなぁ.......」と思う出来事に遭遇した際に思わず言う驚きのひとこと・・なんです。
というのも、かつて、この地方は、人が住めないくらいの湿地帯だったとのこと。
ムッソリーニの時代に、開拓団が入植し、大々的に土地を整備して街を作っていったという背景を持つ
ところなので、そんなエピソードも影響して、このような言いまわしが生まれたんでしょう・・・・という裏話を聞いたことがあります。
今度またマーレに行けるチャンスが来た日には、「マレンマ」じゃないところにしようかなぁ~
たぶんリヴォルノ県あたりにでも..........という思いがなぜか頭の中にふとよぎった私・・・・・。