ちゃお~~~みなさん
今日も青空から眩しく強い太陽が照りつけるここトスカーナ・・・。
相変わらずとってもとっても暑~いけど、少し心地よい風が吹いているのでちょっとマシかな......
さて・・・・・
今朝、知り合いの八百屋さんで、偶然こんな形のズッキーネを見つけた私。
見つけたとたん、思わずわ~ぉっと独りつぶやきが・・・・。
というのも、「偶然」に遭遇できるかが、まずの重要なポイントでありまして・・・・。
見た事ありますか・・・こんな丸~い形のズッキーネ。
この野菜は、夏の今が旬。八百屋さんの店先や、メルカート(青空市場)で頻繁に目にする今日この頃。
でも、こんな丸い形のものは珍しい部類。なので、「偶然」に巡り合えるかが勝負どころ!!
ズッキーネは、きっと畑に出来すぎて、余るくらい収穫できるからか・・・どうかはわからないけど、
驚くほどお買い得の値段でゲットできる・・・・・とってもありがたい野菜なのであります。
今日私がゲットしたこのズッキーネ・・・・3コで1,45€。日本円で、145円 !?
しかも、ここ最近見かけなかったこのまんまるの形のだったから、迷わずゲット。
その時点で、今日の我が家のメニューが、パッと頭にひらめいた私。
それは・・・・ズバリ「ズッキーネ・リピエーネ」という一品料理。
日本語に訳せば、「ズッキーネの詰め物」料理.....と言ったニュアンスかな.......
私が住むトスカーナの、ごく一般家庭の食卓に日常的に登る庶民料理ですが・・・・。
材料は、ズッキーネの他に、ミンチ、パン粉、パルメザンチーズとペコリーノチーズ(羊の乳で作るチーズ)のすりおろし(多めのほうがよりおいしくなる)、塩・コショウ少々、オリーブオイル(エキストラ・ヴァージン)
まず、ズッキーネをよく水で洗った後、ゆでます。(丸ごとのまま)
そして、竹グシがスーッと通るくらいになったら、火を止めズッキーネを取り出します。
程良く冷めた時点で、上部を切って、中身をくり抜きます。(参:写真)
そして、くり抜いたズッキーネの実は捨てないようにご注意
これもみんな活かします。
実とミンチを一緒にミキサーにかけて、そこに、塩・コショウ・パン粉と2種のチーズのすり下ろしを
加え良く混ぜます。(ハンバーグを作るみたいな感じに)
こんな感じ・・・。
そして、これをくりぬいたズッキーネの中に詰めます。
そして、器にいれて、底に油を少々ひき、上からエキストラ・ヴァージンオイルをひと注ぎして、
あらかじめ200度に熱しておいたオーブンで20分近く焼けば出来上がり。
出来上がりはこんな感じになります。
途中で、詰め物の上に、薄くスライスしたペコリーノチーズを載せてみました。
チーズの香ばしい匂いが辺りにプンプンしてきたときには・・・・なおいっそう食欲をそそられてきて......
意外と手軽にできると思うので、暑い時、あまりガスコンロの前に立っていたくない時なんかに
グッドかな…と思う一品。それに、なんといっても経済料理。
こんな丸い形のズッキーネじゃなくても、普通の細長いのでも代替えできるし、(ただその場合、
ふと目のものを選ぶとよい)チーズもスライスチーズや、ピッツァ用のとろけるチーズでもOK。
またちょっと新しいイタリアンクッキングの一品に、お勧めしたいレシピのひとつであります......