ちゃお~~~みなさん
新しい1週間が始まる月曜日。休日の日曜日をゆっくりリラックスして過ごした
リズムとはガラッと変わる日・・・。
カトリック教国のイタリアでは、伝統的に日曜日は、皆に与えられた休日であり、
ゆっくり過ごす日とされますが、その日曜日も休まず営業するお店が
結構出てきている昨今。伝統を大切にするお国にしては、画期的な変化だなぁ・・・と。
ちょっとびっくり。
目覚めと共に、カフェインの効いた濃~いエスプレッソの一杯で、気合を入れてエンジンをかける
イタリア人(に限らず)を街角のバールで多く見かける・・・月曜日の朝。
まだ寝起きで、キリッとしない表情でいたりすると、「お~い!大丈夫かぁ~ガソリン補給したかぁ?」
と言われたりすることもしばしば・・・。(笑)
さてさて・・・
昨日の日曜日は、温かな日差しが降り注ぐ最高のさわやかなお天気に恵まれた一日でした。
今月に入ってから、日曜日が来るたびに冷たい雨と肌寒さを感じる・・・この季節らしくない
お天気の日ばかりだったので、やっと待ち望んでいたさわやかな初夏の日差しと心地よい
風を肌一杯感じられ・・・ぷらっと街を散策したくなった私達。
それで、昨日の午後、都会の空気を吸いにぷらっとフィレンツェへ。
Scandicciというフィンツェに隣接する町から路面電車に乗っていくルートを選択しましたよぉ。
あの一番効率よく、そして交通費を最小限に抑えることができるアクセス方法で・・・。
フィレンツェ行きの路面電車も、何とか乗りこめたけど満員状態。めずらしくクーラーが効いてたから
助かったけど・・
窓越しに見える街の風景を楽しみながら、しばし電車に揺られるひと時。これも、普段の田舎生活では
味わえないひと時なので、それなりに気分転換につながるのであります・・。
さて、フィレンツェの中央駅「サンタ・マリーア・ノヴェッラ」駅横の終点で降り、駅の中を通って街の中心へと向かうため、ぷらぷらと歩いていると、偶然目にした・・・これ
みましたよ~。ちょうどホームに停車中だった「Italo」(イータロ)。
最近デビューをした最新の超特急電車。
ちょっと逆光になってしまい、写真映りがイマイチになってしまい・・・残念。
イタリア国鉄とは違ったハイクオリティのサービスと快適な旅を提供すること
をうたった私鉄の超特急電車。
でも・・・・ホームにある掲示板見たら、すでに5分遅れの出発・・・の知らせがあり・・・。
やっぱりイタリアですよぉ。遅れに関しては皆同じ。それとも、5分なら遅れとみなされない
からか・・・。(笑)
でも、偶然見つけて、写真を撮ろうとしてホームまで行った時には、すでにその5分の
遅れ時間内だったので、内心「遅れてくれたから写真の一枚が撮れた。ついてた・・・」
と。場合によっては遅れもプラスに転じることもあるんですよね・・・(笑)
そして・・・
中心街を目指しましたが、とにかくすごい人でごった返していて、道を歩くのもかき分けて
行く状態・・・。これも普段の田舎生活ボケもあるかもしれないけど・・。
すごかった・・・。
街角で見かけたショウウインドウ。ヴァカンスの香り・・を多分に感じた私。
今年の水着のモデルはこんな感じだそう・・・。聞くところによると、バッチリ
ビキニというより、かつて流行ったデザインのものらしい・・・。(胸の露出度を抑え気味
にしたモデル・・だとか)
細い路地をぷらぷらと歩き、途中の広場で立ち並ぶテントと、そこに群がる大勢の人々・・
の姿を発見。
そこでは、「ジェラートフェスタ」が開かれておりました・・・。
温かいさわやかな太陽の光が降り注ぐ中、絶好のジェラートタイム。とばかりに、
凄い人でにぎわっていましたよぉ~。
ジェラート・・・をこよなく愛するこのお国に生きる私達。
食いしん坊達にとって、これからますます、ついつい・・・とばかりにほお張る機会も増えていくのであります・・・。
そこを後にし、向かった先は「シニョリーア広場」。
中世以来の政治の中心であり、様々な歴史の舞台となった最もフィレンツェらしいところ・・・。
ヴェッキオ宮殿。いや~何度きても素晴らしいなぁと思ってしまうところ・・・。
その場に立つと不思議と中世時代を彷彿させてくれる不思議な空気が漂っているように感じる私。
この広場にあるジェラテリーアで、レモン味とバニラの中にチョコレートが混ざっている
ストラッチャテッラ味のジェラートをゲットし、日蔭の回廊に腰かけ、一息。
その場の雰囲気も加わって、一層おいしく感じられたジェラート・・・。
ふと時計を見ると、7:00pm過ぎ・・・。でも、写真の空を見て下さい。
まだまだこんなに明るいんですよぉ~。
まだ存分に散策を楽しめる感じだったけど、今日はこのあたりで切り上げて帰途に就くことに。
またいつかぷらっと来たいなぁ。できればもう少しゆっくりのんびり・・・と。
そんな魅力的な街・フィレンツェ・・・。