Ciaooo a tutti音譜,


月は変わって早3月(Marzo)・・。


そろそろ春本番の足音が聞こえてきそうな感じですね・・・。

こちらイタリアでも、暖かな日差しに恵まれたお天気で、そんな気配を感じ始めたころ・・ラブラブ


でも、早々にこの国の名物、と言われる「ショーぺロ」(=ストライキ)が実施され、ミラノ・ローマやナポリ等の大都市においては、公共交通機関がほぼ一日中ストップした影響で、混乱が生じた模様・・・あせる


大がかりなショーぺロが企画・実施される度に、なんとも血の気の多い民族だな~と・・・。

それに注がれる意気込みといったら・・マンマ・ミーア!!


しかし、生活上、貴重な私達の”足”を奪われたツケを実際に払わされるのは、決まって真面目に生きている庶民の側であり、たとえ慣れっ子と化しているとはいえ、時と場合によっては簡単に消化できない事態と向き合わざるを得ないのが、この国の現状汗


でもまだ今では、前日に告知されるだけマシ。以前のように突然いきなり実施されていた頃のことを思うと、ちょっとゾッとしてきて・・・ガーン


さてさて、そんな中、昨日「中世の塔の街」として、今ではすっかり世界的に広く知られる「サン・ジミニャーノ」の町に行って来た私ニコニコ


自宅から10kmちょっとの距離に位置するため、車をひとっ走りさせれば難なく行くことが出来るので、その点恵まれていると言えますね・・。


朝から濃い霧が立ちこめるあいにくのお天気だったので、糸杉の木が点々と立ち、ブドウ畑とオリーブ畑が辺り一帯広がる美しいトスカーナの田園風景のパノラマを眺めることができなくて・・・ちょっぴり残念あせる


でも、次第に丘の頂に築かれた中世の町のパノラマが見え始めたころ、その霧もすっかり晴れていて、眩しい太陽の光が青空から差し込む最高の清々しいお天気で・・。気持ちもす~っと晴れてきた私アップ


駐車場に車を止めて、町を囲む城壁の門をくぐると、前方に何百年もの長~い時を超えて今なお健在する塔の姿が現れ、そこは13世紀~14世紀の建物が古い石畳の道の両側に並ぶ中世の街音譜


ユネスコの世界遺産に登録されていることもあり、世界中から多くの観光客が訪れますが、まだ今はオフシーズンのためか、意外と人数も少なく、街は静かな雰囲気に包まれていました。


力強く眩しい太陽の光が快晴の空から差し込み、古い石壁を強烈に照らすことで生まれた、光と影のコントラストがとても心に残る印象的な光景で・・・美しいな~とちょっぴり感動ラブラブ



不思議な国のこぼれ話 ~イタリア編~-IMG248.jpg

サン・ジミニャーノのメインストリート「Via San. Givanni」 の登り道。もうすぐそこに三角形をした中世の広場「チステールナ広場」がある



不思議な国のこぼれ話 ~イタリア編~-IMG273.jpg

「Via san Givannni」に在る地元の名産品を売るお店。イノシシのはく製が訪れる人々をお出迎え!?



不思議な国のこぼれ話 ~イタリア編~-IMG249.jpg


サン・ジミニャーノの街角。光と影のコントラストが鮮やかでとっても印象的音譜



不思議な国のこぼれ話 ~イタリア編~-IMG255.jpg
街の頂きにある中世の砦からの眺め。

ひときわ太陽の光が眩しかったよぉ・・。ここにも光と影のコントラストが在って素敵でした音譜

街の中心地にある「ドゥオーモ広場」に着くと、そこは、街に暮らす人々が生活必需品を買い求める青空朝市が開かれており、多くの人々で賑わっていて、暮らしの匂いを多分に感じて・・・。



不思議な国のこぼれ話 ~イタリア編~-IMG266.jpg


ドゥオーモを見上げる広場で開かれる青空朝市。人々の日常生活にとって大切な空間でもあるビックリマーク


こんな「人々が生活している街」としての姿を満喫できるのも、個人的には興味が湧いてくるというもの・・・。

何だか素顔に出会えるようで・・ニコニコ


これも、観光のオフシーズンに当たる時期にこの町を訪れる醍醐味の一つと言えるかもしれませんね・・・音譜