Ciaooooo!!
みなさん、おはようございます
眩しい太陽の光を思いっきり浴びれる朝・・・って本当気持ちがいいですね・・。
心も清々しくなって・・・最高!と思わずつぶやいてしまいそうな感じ。
長~く続いた尋常でない寒さもやっと落ち着き、ホッと一息ついてるイタリア・・。
でも一難去ってまた一難・・・。今日の新聞の紙上を飾っている!?タイトルといえば、
「この一連の厳寒で、農業を中心に、100万ユーロを超える甚大の被害と57人の命が失われた」
「ヴェネツィアのラグーナ(=潟)まで、1929年以来にカチこちに凍りついて、まるでスケートリンク場になっちゃったみたい・・マンマ・ミーア!」
と・・・まだまだ予想をはるかに超えて受けた、ダメージからのイタリアの機能回復に時間がかかりそう・・・。
ところで・・・・・今こんな状況のお国ですが・・・、どんな国にも一つは「長所」があるというもの。
長年イタリアに暮らしてて、やはり真っ先に頭の中に浮かぶ、イタリアの「それ」といえば、
食に対する誇り!かなと。
「マンジャーレ=食事すること」を人生の最大の関心事!!と捉え、いつ時も食に関して熱き情熱を注ぐイタリア人の人生観。
そんな彼らに囲まれた普段の生活環境の影響からか・・・ただ単に食いしん坊だからか・・いつの間にかイタリアという美食の国に魅せられたわが身にハッとしてしまう時もあります。
「A tavola non si invecchia mai」(=美味しいものを食べていれば年をとらない)
この国でよく言われるこのフレーズ・・・まさにこんなことわざまで存在する国。 マンマ・ミーア
でも、美食の国の在り様を率直に言い表していて・・何だか親しみが湧いてきませんか!?
そこで、今日のテーマ「美食=不老」にちなみ、イタリアが誇る食の王様といえる食べ物をご紹介したいと思います。
今回は、ズバリ、これ!! 「この国で”サルーミ”と呼ばれる 生ハム・サラミ類」について。
私が暮らすトスカーナ州は、イタリアの中でも古くからサルーミ類の産地として広く知られています。
地元のレストラン・トラットリーアのメニューにも欠くことなく、また一般家庭の日常の食卓にもお目見えする一品。
日本へ行けば、デパ地下でたったの2~3枚入ったパックがびっくりするほどの高値で販売されてるのを、帰省のたびに目にするので、それを見てはひそかにびっくり(顔に出てるかもしれないけど・・)してしまい・・。
でも、この国では、これらのサルーミ類は、いわゆるワインのおつまみ、的な存在よりもむしろ、ある種「食事」のひと品であります。
街角のアリメンターリ(=食料品店)やスーパーで塊の生ハムをスライスしてもらい、それをパンの間にはさめば、これで「極上パニーノ」の出来上がり! 手軽で、しかもスライスしたての美味しい生ハムをご賞味することができる一番手っ取り早い方法のこと間違いなし
こんな即席”B級グルメ”を味わえるのも、イタリアに暮らす醍醐味の一つといえるかもしれませんね・・・。
食いしん坊達の胃の中に収まるのを待ってるかのよう
トスカーナ地元産の自家製生ハムとサラミの数々・・
う~んおいしそう 店主いわく「わが店自慢の自家製のお味を食卓にどうぞ」
ズバリ「イタリア流即席B級グルメ」
Buon appetito