Ciaoooo!!
みなさん、お元気ですか!?
私のブログを見て下さりありがとうございます。 Grazie
イタリアのあれこれについて、興味を持って頂けるきっかけとなればとても嬉しく思います。
これからへも取り組んでいく上で、大きな励みを頂いており・・感謝です。
ところで、今日はこれまたイタリアの典型的な家庭料理の一品といわれる
「トルテッリー二・イン・ブロード」という料理をご紹介したいと思います。
カテゴリー的には、れっきとした”プリーモ・ピアット”なので、パスタ料理。
寒~い日や、ちょっと軽めのパスタ料理が食べたいな、と思った時などに最適かな、と思ってますが・・。
そんなこんなで、連日続く記録的な寒さのため身体がカチこち気味みなってたこともあり、
今日のプランゾ(=昼食)のメニューに最適かもとひらめき、早速調理した次第であります・・・。
この一品を作るのには、じっくり時間をかけて仕込んだ特製のブロード(=スープ)が必要なのですが、これも、
スローフードならでは・・のプロセスといえるかも。
これもみ~んな美味しい一品を食したいという情熱に端を発している料理だなと・・。そこからイタリア人の美食に対するポリシーがなんとなく垣間見えるような気がしないでもなくて・・。
材料は、牛肉の塊(肉屋さんで”スープ用のものを"とお願いするのがポイント)+骨のかけら(これを一緒に入れ
るとよりいっそう美味しい出汁ができる)
香草野菜類(ニンジン・玉ねぎ・セロリ・じゃがいも 各1コづつ)
塩(適量)・
トマトソース(適量)
イメージ的にはこんな感じになります。鍋にまず水を入れて沸かし、沸騰したらまず肉の塊と骨のかけらのみいれて少しグツグツさせ、その後香草野菜類(下準備済み)を入れ、塩とトマトソースも加えて、最後にオリーブオイルを数滴注ぎます。
あとは、ふたをして、弱火でゆっくりじっくり調理します。時々ふたをあけて中の様子を確かめることを忘れないようにして、時間的には最低でも2時間はそのまま火に欠けた状態で、ひたすら出来上がるのを待つのみ!
そしてそして・・・できあがったら、中の野菜類と肉は除いて、そこにトルテッリー二(パスタ類の一種で、中に生ハム・パルメザンチーズ等の詰め物が入った小型のパスタ)を入れて数分ゆでて出来上がり
お皿に盛ってパルメザンチーズのすりおろしを少々かけて・・・あとは”Buon appetito!"
おいしい ヴィーノ・ロッソ(赤ワイン)も一緒に食卓に登場し、この料理と共に冬のイタリアの家庭の食卓を
盛り上げる今日この頃です・・・。