誕生日に母と
メッセージの
やり取りしていて
思い出した

保育園の頃の私


泥団子を
一生懸命
いくつもいくつも作って

割れないように

ツルツルになるように


こうじゃない!

これも違う


割れた!

どうすればいい!?


水が多くてもダメ


固すぎてもダメ




ひたすら
砂場の周りに
花壇のふちに
出来た泥団子を並べて

友だちと一緒に

泥団子ばっかり
作ってた
時期があった





友だちと
うまく行かなかったり


その頃流行ってた
スカートめくりを
私だけ
されなかったり


仲良しと思ってた子と
遊んでた時にぶつかって
謝ったけど
許してもらえなかったり



保育園の
年中・年長さんくらいで
マラソン大会があったけど
毎回走りきれなくて
どこかで道草くって
足が痛くてふてくされて
迎えに来てもらったり


そんな色んな
ダメだった記憶
ばかり
覚えていて


そこからたぶん
私の
私への
ダメなひと認定は
始まっていた




この、長くない
細くない
反り返ってる爪も

小さい頃から

ずっと嫌いだった


なんで私はこんなに
ダメなとこばかりなんだろう



ずっとずっと
そう思いながら
生きてきた




こうじゃない!
こうあるためには何をしたら
いいんだ!
精神が
つまみ細工作家として
東京千葉埼玉で
系列クラス含めて
6ヵ所運営して
毎月50名以上に
楽しんでもらえる
課題を作り出した
(コロナ前は100名以上)


この爪の形が
つまみ細工作家として
働く時に
思いがけない
必要な動きをしていて
他の人には出来ないことが
出来ている



この爪が
旦那さんが最初に
「爪、ちっちゃ!?Σ(゚Д゚)」

と興味を持ってもらえて

今でも

「変わらず爪がちっちゃくて
かわいいね😃」と
誉めてもらえるおねがい



小さい時の私が
見ないようにして
ずっと
否定し続けてきたものが

今の私の大事な礎に
なってる





否定し続けた
小さな頃の私が
一番大事な
私の根っこ


それが、いいんだよ


それだから、大切なんだよ



忘れないで


思い出して