【感想】うたプリ2000% 第五話 | 語彙力

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†光さす庭†

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%
第五話「SMILE MAGIC」 の感想


今回すごくよかったです。当日感想をまとめようと思ったほどによかった。一十木音也くんが聖域すぎて春ちゃんもかわいくてもうヘテロ生きろ。


音也が孤児院(仮)出身という設定、まるで聖闘士星矢のようにありがちですが、私は90年代育ちでベタな設定に弱いのですごく心を揺さぶられました。
実は今まで音也くんは一番どうでもいいキャラだったんですが、その理由としては主に

①メインヒーローなのできっと人気(個人としてもBLとしても主人公(春ちゃん)とのNLとしても)なんだろうと決めつけてた
②髪型と服装が安っぽい(直球)

以上のようなものがありました。
特に②の理由のほうが大きくて、確かに高校生だけどアイドルだしそれ以前に架空の二次元キャラなのに洗練さがないというか、良くも悪くもリアル感があって、取り立ててキャーキャー愛でる必要性を見いだせませんでした。


ところが今回語られた施設育ちという設定を踏まえると、

アイドルとしての稼ぎは殆ど施設に寄付してて私服は古着(それもオシャレな古着屋じゃなくてブック○フとか)や撮影で使ったのを安く売ってもらったりしてたんだろうな(ここまで妄想)

という背景が、ゆとり教育で培われた行間を読む力によってじわじわと浮かび上がって来ました。
私は今まで間違っていた。一十木音也くん、ファンの皆様、あとスターリッシュの人達ごめんなさい。


今までも担当キャラと春ちゃんの胸キュンハートフルラブストーリーが語られて来ましたが、今回は一番リアリティがあった(お化け屋敷というよくある設定)分、笑いを誘うこともなく恋愛物としてもよかった。
そして最後に着ぐるみのスターリッシュ勢を登場させることでBL的可能性もしっかりフォローしていて上手いなーと思いました。


あと一十木音也くんの持ち歌への掛け声「GOGO音也(音にい?)」がチャージマン研のOPぽかった。