(睦)······

関西のプロのオーケストラで、コントラバスを演奏されている人が、割と頻繁に動画を配信されていて、げんちゃんもわたくしも結構注目しているんです。



直接的に音楽のことを語るだけではなく、もっと幅広くエッセイ的にお話をされていて、1本も短いので観やすいのです。



> 先ずコントラバスについてわたくしたちは知らなさすぎます。ブラスバンドでは使うことがありますが、大抵1挺 (ちょう) だけです。ジャズの世界では必須ですが、それでも小編成のトリオなどでは1挺しか使わないと思います。



> オーケストラでは、編成に組まれている場合は複数本使いますが、ざっくり申し上げて、コントラバスを注目して撮影された動画が少ないです。ということは、コントラバスにはコントラバスの特性があるとか、そのために奏者はなにに注意しているとか、指揮者はコントラバスにどういう指示を与えていて、それがどういう効果を生むのかなど、目で確認するのも難しいですし、奏者がどう弾き分けているのかなんて分かりません。そして、奏者側からの意見を拝聴することなど滅多にないわけです。



> とても勉強になります。そして、わたくしはコントラバスの奏法や、それを変えるとどう音が変わるのや、どういう場合にそれを切り替えるのや、そんなお話しを伺っていて、あまりの情けなさに、指揮棒を切り刻んで天麩羅にして晩ごはんにするところでした。



> 大分前になりますが、楽器に関しては奏者のほうがプロフェッショナルだと言う話をげんちゃんがしていましたが、そのプライドを傷付けてしまう指揮者もおられるみたいで、指揮者という職業は如何に難しいか思い知りました。



> わたくしがいちばんショックだったのは、コントラバスのレッスンで、どんな訓練をしているのか、全く知らなかったことです。引いては、指揮台に立っても楽器の理論や奏法に基づいた要求は出せないということです。



> 感情的に引っ張ってはいけるでしょうが、音楽は元々数学なので、それを無視するわけにはいかないのです。




> 格好だけではできない、格好いいアーティスト




が指揮者なんですね。






> 同じ人が言っておられましたが、練習する過程に於いて、完成度を高めようとずっと同じ曲や同じ箇所を長期間ルーティンすることは、継続は力なりには繋がらなくて、それは単なる惰性ですとも語っておられました。

わたくしもげんちゃんも、いつもこの惰性練習ばかりやっているのに、やったつもりになっている大莫迦野郎じゃん?とショックを受けました。



> 同じところをぐるぐる回っているんじゃなくて、次々と新しいところへ、また新しい分野へチャレンジして、自分の才能を広げ、それが活きる場所を探らないといけないと。

 (これも人それぞれだとは思いますが) 



> このお話を伺って、わたくしは思いました。



> そろそろS. ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の練習を始めないと。げんちゃんにベーゼンドルファーのピアノを買ってもらおうと。




(幻)……

少し誤解してるみたいやな、みっき?




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✻ Mikki & Gentschi ✻