知らぬが紅鷺 (睦) にいにいってこんなことを思われるタイプだったと思う。据えられた膳にすら気が付かずに語り続けていたタイプ。柔肌の熱き血潮に触れもみで悲しからずや道を説く君 (与謝野晶子「みだれ髪」より) みっき