睦…

中秋の名月を前に蟄居に入るのですが、お月見はなしだそうです。いえいえ、家の窓から昇ってくる名月は観られます。



⑥わたくしら2人だけしかいてません。

なになに?全然色気がないですねって?




色気だらけよ。




⑥げんちゃんは帰ってこれたものの一旦しんでしまいました。食パンを食べてもらって少し落ち着きましたが、早く蟄居したいといつもの反対のことを言っています。



⑥岬の突端の珈琲店は空いていたのに、麓の珈琲店は理由も分からず大混雑でした。そしてマスターさんもおられました。早く帰られましたが、洗面台をお掃除されていたようです。いいと思ったことを即行動に移せるのがこの人の凄いところです。



⑥Qちゃんは会えても月2回と割り切っているので会える訳ありません。



⑥ところで、この辺でお月さまがキレイなのはどこ?とげんちゃんに訊いたら、阪急32番街の上階にある展望室なんかどう?と提案されました。



⑥あの展望室は今でもあるの?と尋ねたら、HEP FIVEの観覧車にしよか?とジョークにもならへんデートを勧められました。





出典:goo blog>青春タイムトラベル〜昭和の街角>阪急32番街〜阪急グランドビル>2021.04.27




⑥にいにいによると、当時は多分大阪でいちばん高いビルディングではないかと。ビルの高さより超高速エレベーターに毎回感動していたそうです。


⑥お写真は多分西向きの展望室です。ここから下を覗くと大阪駅で、普通電車や快速電車はもとより、機関車が牽く普通列車やたくさんの特急列車や急行列車、ブルートレインなどの夜行列車がひっきりなしに出入りしていたそうです。冬場は北陸方面から到着する列車は雪下ろしが必要ではと思わせるほどの雪まみれだったんだって。


⑥ 32階かどうかは覚えていませんが、ある時期からふかふかのソファが置かれたのですが、そんなもんを置いたら何が起きるか分かりますよね?♥


⑥その後、段違い平行棒式のベンチに変わりましたが、あまり坐っている人はおられなかったようです。ほっと一息吐きたい場所に、あのベンチは向かないですね?


⑥それで、写真のような形に戻ったんだと思いますが、これがいちばんいいです。しかし、眼前の景色は変わりましたし、歩道橋は残っていますが、大阪駅は変わりました。出入りする列車は赤茶けたステンレスが殆どです。
何より流れるメッセージが楽しかったマルビルも閉鎖です。


⑥街のデザインを設計する時には、デッサンでもCADでも、模型でも齧ったリンゴのパソコンでも、空撮でもそれらを元にした3D映像でも、フォローできないファクターがあります。


⑥大阪駅に出入りする列車たちも、32番街の東側展望室にあったサテライト・スタジオが果たした役割も、そういうのは新しいデザインのファクターとして組み込みにくいですよね?


⑥因みに、げんちゃんは今の32番街の飲食店街はすっかり分からないそうです。


⑥何年くらい前か忘れましたけど、にいにいはKさんとクリスマスデートを企んで、この32番街も含む大阪キタ界隈を調べ倒したんです。インターネットで調べたんじゃないですよ。目で見なければ分からないからって、メモを持って歩き捲ったんです。


⑥お誘いする前に撃沈していましたけど。


⑥どうでもよくなった情報ですけど、やる気と努力だけは買ってやってください。


⑥しかし、きっといつもこの重たさが撃沈の理由だと思うのです。自重でぶくぶく沈んでいくんですね。笑



⑥ 32番街の展望室からは明石海峡まで見えます。明石海峡大橋ができる前の海峡でした。




(⁠◡⁠ ⁠ω⁠ ⁠◡⁠)






みっき