35ミリのポケットカメラが欲しいです。フジとかコニカのでいいです。でも撮った写真をSNSなどにアップできません。


例え一眼レフでも、中古だと本体そのものはそんなに高くないと思います。カメラで高いのはレンズです。高性能な三脚も高いです。ストロボも高いものがあります。


フィルムカメラで撮ったものでも、焼き増しはできますから、複製は作れるのです。


今の時代、フィルムが持っているメリットは、ネガもポジも「もの」としてしか残らないので、デジタルデータみたいな動き方 (←?) はしません。


僕はスティールカメラもムーヴィーカメラも扱っていました。しかし、僕には今、高価なカメラは必要ありません。頻繁に使いませんし、保存も大変ですから。先にも書きましたがレンズは高いです。望遠の明るいレンズは特にでかいです。付属品もたくさん要ります。


ですから、僕が今評価しているのは「写ルンです」です。現像にDPE (Development-Printing-Enlargement) 店さんを通しますから、エロい写真やヤバい写真はそこで止められます。


家族写真や仲間の写真や、或いは卒業アルバムや、そういう目的で撮影されたポジを人数分持っているとか、また、洋画の風景にあるように、愛する人の写真をピアノの上に並べるとか、そういう目的には素敵な撮影方法です。


少し前までは、コンシューマーレヴェルではそれが当たり前でした。


その結果何が起こるかと言いますと、多分、みなさまが今より写真を大切にするようになるのではないかと思っています。


綺麗に撮れたものも、瞬きして目を瞑って写ったものも、それぞれが大切な一瞬なのです。ワンクリックで消えませんから。