死をフィクションとして楽しむのは、生々しく生きているときだろう。
数年前からリビングデッド状態で、わたしはグロテスクなものへの耐性が滅法弱くなった。
帰りの新幹線用に、平積みの話題書『その女アレックス』購入・読了。
いやぁおもしろかった。
海外ミステリーはどこから手をつけていいのかわからなくて、古典を少ししかよんだことがなかったけど、もっと開発していきたいなぁ。
ミステリーとしての面白さとは別に、アレックス(30歳のシリアルキラー)の乾ききった精神(孤独・倦怠・生への渇望)があまりにも自分に近い感じで、そこは若干読むのがつらかった。
他の登場人物も、とてもいい味でそこはよかった。
おもしろい本を読むことだけを楽しみにしても、何とか生きていける気がするよ。
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