2020年4月上旬
前回の診察で3つの胚盤胞が育ったことを確認
緊急事態宣言が発令された今、
次の周期にどんな治療をするか
夫婦で話し合う日々です
次の周期の選択肢は
タイミング法(または何もしない)
採卵を行う
移植を行う
の3つ
タイミング法(または何もしない)
やっぱりこれまでの治療経過と年齢的に
この選択肢は選び難いのでなし
採卵を行う
診察前は、
感染のリスクを考えると 移植はせず、
採卵をするのが良いのではないかと考えていました
でも先生のお話しでは、
今回よりは採卵数は少なくなるだろうということ
前回の採卵では 6個採卵できて
4個受精して、胚盤胞になったのは0個
そこから考えると、
10個採卵できた今回よりも
採卵数が少ないのであれば
胚盤胞まで1つも育たない可能性もあり・・・
時間が過ぎる焦りはあるものの
折角採卵をするのであれば
卵巣をしっかり休ませてからにしよう
ということで、採卵という選択肢もなし
移植をする
そうなると残る選択肢は移植のみ
でも今このタイミングで移植をするかどうかは
本当に本当に悩ましいです
今回の採卵&移植のスケジュールだと
採卵のために1周期
移植のために1周期
なので、採卵から移植まで2周期かかります
胚盤胞が3個ありますが、
凍結や融解のダメージなどを考えると
移植できるものが何個あるのかは
やってみないとわかりません
そして移植できたとしても
着床するとは限らない
例えば移植できる胚盤胞が1個だったとして
それを移植しても 着床しなかった場合は
治療はまた採卵からのスタートに
そう考えるとできることがあるうちは
怯まず挑戦した方がいいのかもしれない
でももし、幸運にも着床した時は
今度は今以上に感染に怯える日々が始まるわけで
せめて1周期だけでも待ってみた方がいいのかな
でも1か月後も状況が変わってなかったら
旦那さんはどちらかと言うと移植してみたいようで
私は移植したい気持ちは大いにあるけれど
感染が怖い気持ちもかなりあって
ぐるぐる考えて、まだ結論がでません
そんな話し合いの中で
いつもはとても楽観的な旦那さんが
不妊治療に関してはとても慎重なので
その理由を聞いてみると
「2人ともすごく期待して、もしもうまくいかなかった時
mikoちゃんがものすごく落ち込むんじゃないかって
心配だから
それにきっとmikoちゃんは
俺のことをがっかりさせちゃうって思うだろうし」
と言っていました
「うまくいって欲しいってもちろん思ってるし
うまくいかなかったらすごく残念
だけど自分が残念と思う何倍も
mikoちゃんは残念に思ってるだろうし
痛いのもしんどいのも
mikoちゃんだけなわけだし
だから自分は
うまくいったら棚ぼたくらいで
うまくいかないこともあると考える役
だと思ってるよ」
と考えていたそうです
「2人の気持ちのバランスを取ってるということ」
と聞くと
「そうだね」と
最近やけに「棚ぼた」って言うなぁと思っていたけど
旦那さんなりの思いやりだったようです
(「棚ぼたってなんだよ」って思う瞬間も
あったので)
たぶんこれは男の人らしい考え方なんだろうなぁ
夫婦って
同じ気持ちでいることが大切と思っていましたが
2人の気持ちのバランスをとることも
大切なんですね
旦那さんの気持ちを聞いて
うまく言えないけれど
何だか気が楽になりました
もっと期待して
もっとがっかりしてもいいんだなぁ
という気持ちになりました
旦那さんとしては
私にがっかりして欲しくないと
思っているわけですが
でも期待するのはきっと体には良い影響があるはず
がっかり悲しい気持ちになっても
その時はもうその落ち込みが
何かに影響するわけじゃない
悲しいよーって泣いて
旦那さんに慰めてもらえばいいだけ
そんな気持ちになりました
次の周期の治療をどうするか
考える猶予はあと数日
とにかく2人で話し合って
2人とも納得の方向を見つけます