2019年9月中旬
採卵の翌日病院から
「本日、受精が確認できております。」
とメールが来ました
何個受精したかどうかは
メールではわからないんですね
採卵の翌々日、
予定通り 移植のために病院へ
まずは診察室で受精の結果を聞きます。
新しく採卵した卵子1個と
凍結していた未受精卵13個を顕微授精した結果、
新しく採卵した卵子を含めて
13個が受精しました
受精卵にも色々ランクがあるようですが
今回は
新しく採卵した1個(2cell,G3)と
凍結していたもののうち1個(5cell,G3)の
合計2個を移植することにしました
残り11個の受精卵は
着床直前の段階である胚盤胞まで培養してから
凍結することにしました
今の段階で凍結することもできるけれど
このまま凍結→次回融解してから胚盤胞まで育つ確率と
このまま培養して胚盤胞まで育つ確率は
それほど違いはないそうです。
全てが胚盤胞まで育つわけではない(約40%)ので
費用の面から考えると
胚盤胞まで育ったものを凍結し、
次回 移植するのが良いのではないか
というご提案でした
そして、
複数個が胚盤胞まで育った場合、
容器1本に保存する胚盤胞の数を
いくつにするか決めてください
と言われました。
容器1本に胚盤胞は2個保存できます
2個保存すると、
使う時は1度に2個使うことになります。
・2個移植する場合 多胎のリスクがある
・もし今回の移殖で妊娠・出産となり
第2子のために 凍結したまま保存するなど
今すぐには移植しない場合は
移植時の状況で
1個ずつの移植とした方が良い場合もある
などなど先生としては
容器1本に1個の保存の方がおすすめらしく、
またそうする方が大半だそう。
胚盤胞まで育った数がわかってから
いくついれるか決めることはできないので
今ここで決めてくださいと
もし11個の受精卵のうち4個が
胚盤胞まで育ったとして
容器1本に1個保存する場合
凍結費用は1本30,000円なので
30,000円×4本=120,000円
凍結したものを移植する場合
移植代が80,000円
融解代が1本20,000円
なので
次の周期で2個移植すると
移植時に
80,000円+20,000円×2=120,000円
これらの他に
今回の採卵・融解・移植代も加えると
全部消費税がかかりますし・・・
2個移植することにした場合、
容器1本に1個入れているか2個入れているかで
50,000万円違うとなると即決しかねて
考えていると
「じゃあ、決めたら受付に声かけてください。」
と診察室を出されました
旦那さんに連絡するも
お仕事中なのでお返事はなく
決めないと今日の移植もできないので
しばらく一人でうんうん考えましたが
選択肢は多い方が良い
ということで
容器1本に1個の保存にしました
予想もしていない決断を
その場でしなければならず
1人で来院していると
こういう時 困りますね
迷っていたので時間がかかってしまい、
既に来院から1時間40分
いよいよ移植です