5年前は、
こんなことを考えていたんだって。














最近は、勇気をもって
“ 断ること ”を大切にしている。



夏ごろかな

だいすきで尊敬している上司から、
業務外で活動のお手伝いを頼まれた。





そのお手伝いは育休前にしたことがあり、
著名な方たちとのネットワーク、
業務でも活きるような知的な刺激。

いろいろ得るものが大きい、
ってことは知っていた。






そして、
その上司がわたしを認めてくれていて
信頼や期待をしてくれているからこそ、
声をかけてくれたこともわかっていた。





でも、
その話を受けたとき、


「やります!」


と、すぐには声がでないわたしがいて、
じぶん自身びっくり。





「ちょっと考えさせてもらえますか?」


気づいたらそう言っていた。








わたしは、
その上司が心の底からだいすき。


わたしはその人のためならきっと、
すごくがんばってしまう。







それに
 わたしの尊敬する他の先輩は、
どうやら声をかけられていないらしい。








“ その上司に認められたい ”

前はつよくあったはずの、モチベーション。

この気持ち以外で、その活動に対して
わたしがいま注ぎたいものって
正直言って「ないな」と思った。












週が明けて、


「やっぱり、今回はお手伝いできません。」


どきどきしながら
そう伝えたら、


「ありがとう。」


と、笑顔がかえってきた。







「声かけてくださって、
ありがとうございます。」


そう言いながら、
わたしは泣きそうだった。







やっぱり、
わたしはこの上司がだいすきだ。





まだまだ わたしには
足りない点も
見落とすことも力不足も、
たくさんたくさんあるだろう。






でも、
この人がみてくれているうちに
誠実に人とかかわり、
誠実に仕事をしていきたい。







居てくれて、
断らせてくれて、
受けとめてくれて、
ありがとうございます。
















追記。






このとき↑の上司に
すごくお世話になった時期に、
一緒に汗をかいて働いていた先輩に
きのうバッタリ会いました。





バッタリ というか
たまたま見かけて、話したくて、
わたしが猛ダッシュで追いかけた。笑






ひさしぶりに
他愛もない話から真面目な話まで、
立ち話で15分ぐらいばーっと近況報告しあって。





前はよく一緒に飲んだし、
仕事のことから子どものことまで
ほんとうによく話していた先輩。






相変わらず、
いろいろが男前だったわ。




明快なところ




親しみや信頼と同時に、

わたしとのあいだに
必ず適切な距離があるところ




とか。










心から素敵だなあと思える人が、
恋愛関係じゃないっていいね。







なんか、すごくいい気がする。







歳を重ねれば、重ねるほど


恋愛関係とはまたちがう
異性との関係性や

逆に、まるで恋愛関係みたいな
同性との関係性なんかが増えていって






カテゴライズできない関係性の人が
この世にたくさん増えていくふしぎ。







ひとことでまとめちゃうと、



どの人も この人も

「だいすき」

になっちゃってややこしいんだけど、笑






それってすごく
しあわせなことだなあ。