あたらしい美容室。







あたらしいアクセサリーショップ。







あたらしいシャツ、








あたらしい恋。













どこかのだれかに、
ではなくて











いろんな人や
いろんな瞬間や、





いろんな空気や音





いろんなモノたちに恋している。




















日々、あたらしいものに
囲まれているように思えても








けっきょく
大事にしたいことの核は


ずうっと変わらなかったり










あの手この手で


変わらないことを
ただ確認したいだけだったり。

















もうぜんぶ、
じぶんのなかにあるんだって





もうぜんぶ、
この世界にあるんだって





わかっていることのつよさ。
















つよくて

はかなくて

うつくしい。












それでも


狭いようでいて広い
この世界の
ありとあらゆる奇跡の中から、






見つけだして


拾いあげて


手にとることの、よろこび。













地味だっていいじゃない。






タブーだっていいじゃない。











ひっそりと


いつだって
わくわくしていたい。









そんな、カミナリの夜。