予定日超過すること3日目。






予定日翌日の金曜は、
また妊婦健診へ行ってきました。



いまのところ母子ともに健康。
羊水の量も問題なく
子宮口も開いておらず、
陣痛待ちの日々です。




上の子たちふたりとも
予定日を大幅に超過したのですが
(ムスコは10日後自然分娩。
ムスメは2週間後に誘発分娩。)

今回はどうなることやら。



2週間以上遅れると
いろいろとリスクも高まってくるので
どうしたいか、診察で希望を訊かれました。






あくまで


次男くんのペースに任せたい
次男くんが決めるタイミングを尊重したい


わたしのなかにはその思いが強くあり、
しばらくは自然に待ちたい意思を伝えました。




1週間超過のタイミングで再び健診をして、
経過に問題なし&陣痛が来なければ、
翌週(9月第1週)に誘発入院の予定です。





診察には一人で行ったので
夫にはその決断は事後報告でしたが、
わたしの意思を受け容れてくれました。








ですが、





「もう、待たずに週明けにでも
誘発したほうが楽になれたかも…(T_T)」





と、普段じぶんの決断に
後悔することがないわたしが、
めずらしく後悔する状況に。。


つわりが復活したかのような気持ち悪さに
みぞおちの苦しさ、腰痛、恥骨痛
時折おとずれるひどい眠気で
子どもたちの相手を充分できる余裕もなく…。



四六時中ではないにせよ
繰り返しやって来るマイナートラブルたちに
精神的にも参り気味です。涙




まるでジェットコースターのように
気分の浮き沈みが激しくって、

じぶんでもコントロールはおろか
次にどんな感情がやって来るのか、
予測することもできなくて。







とりわけ昨日は
ひさしぶりに深い闇に包まれたように
ネガティブ思考がぐるぐるしていて。




気になってたことを夫と話して
いっぱい泣いてまぶたを腫らして
すっきりしたー、と思ったのに


また些細なことで
ずしーん。と、心が石のように重くなっては

夜に夫とたくさん話をして
たくさんスキンシップをして
なんとか落ち着きました。








普段は口数が決して多くない夫。


でも、
ここぞ、という場面では
わたしの話を遮らずに聴いてくれたあと、
シンプルな言葉で想いや考えを
しっかりと伝えてくれます。





わたしはというと、話しながら
拡散していた考えをまとめたり
ほんとうの想いに気づいたりするけれど、


夫は言葉が少ないだけに
考え抜いたあとのシンプルな言葉で
想いがまっすぐ伝わってきて
ごまかしや偽りがない。


そんな場面で放たれる言葉たちは
シンプルだけどとても優しくて、
わたしを照らしてくれるように温かくて、
心の底からたしかに信頼できる宝物。





きょうも、
宝物になるような言葉をくれた。




じぶんでもわけがわからず、
ぐるぐるしていて、
じぶんの辛さしか見えなくなっている、
そんなわたしに。



怒るでも叱るでもなく、
諭すでもなく。



あたりまえのように
温かい言葉をくれる。




誤解をおそれず例えると、

―ご神木みたい。

と、思った。笑






芯が太くて、
筋が通っていて、
雨風にさらされても
大切な根っこは揺るがない。


そんな
頼もしくてあったかい、
家族のまんなかにあるご神木。







わたしをつつんでいた闇も
いつしか晴れて


たくさん泣いて
たくさん笑って

話しおわるころ、
夫とわたしのあいだには
夜だけれど光が射していた。







光るための闇なら、
闇につつまれることさえ
しあわせそのものの、ひとつのかたち。



光るための闇なら、
ただそこが闇である。
そうである。
それだけ。


 
だから、
毎日やって来る夜とおなじように
空におとずれる雲とおなじように
何もおそれることはない。




その先には、
光がかならずあるのだから。