もうすぐ家族、もう家族。 | 読むリトリート * いのち と ひかり * ヨーガと瞑想『ほし と うみ』
妊娠31週。
もうすぐ妊娠8ヶ月も終わり。
わが家では 平成→令和 への10連休中に
次男坊の名前が早くも決まったので、
まだおなかのなかですが、
子どもたちが毎日名前で呼びかけてくれます。
子どもたちきっかけで、
わたしたちおとなのほうが
すこしずつ実感を持たされている感じ。
(ついでに、まだ生まれてないのに
周りの人たちに名前を言いふらしてくれている…笑)
思えば
いつだって、
子どもたちきっかけ。

わたしたちがどんなに願ったところで、
子どもたちは
じぶんのタイミングで
いのちを持つことを決めて
やって来る。
生まれる日だって
じぶんで決めて、
じぶんで頭の骨を重ねながら
産道をとおって
この世界にやって来る。

そんな子どもの生命力に感じいって、
おとなたちは動かされる。
わたしが動物であったこと。
わたしもおなじ生命力を手に、
みずからの意志でうまれてきたこと。
そして
多くの祝福を胸に
きょうまで生きてきたこと。

子どもの生命力にふれて
わたしたちは
多くのことを思いだしては
日々の喧騒のなかで
また忘れ、
子どもの姿に気づかされて
また、思いだす。

土曜の夕方、
子どもたちとわたしとで
紫陽花をみるため 近所をさんぽした。

ご機嫌なムスメが、
「4人でさんぽしてるねえ」
と。
次男坊も、
すっかり家族の仲間いり。
わたしには
―もうすぐ、うまれるんだよな。
としか、
まだまだ実感が湧かないのに
子どもたちはとっくに
もうずっと先を行っていて、
― もう家族だよね。
って、
やわらかなこころとあたまで
受けいれてくれている。


