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今日1/15(水)がいわゆる松の内が明けるお正月最終日である。ということで、年末年始の話を取り上げても間違いではないだろう。← リロンブソウ、カンセイ

で、ハードディスクの整理がてら見たのは、
「ぐるナイおもしろ荘2020」
である。放送は大晦日の続きの元日未明なので見逃すことが多いのだが、今年は録画して見ることができた。後述するが、下のような美人お笑い芸人が出演していた。




ご存じの方も多いかと思うが、「おもしろ荘」は今年ブレークするかも知れないお笑い芸人が、他の放送局に先駆けていち早くネタ披露することで有名であり、毎回のようにその年のブレーク芸人が輩出している。たとえば、去年のブレーク芸人は、宮下・草薙(みやした・くさなぎ)とぺこぱだとされている。でも、ぺこぱって売れたか?

確かに、毎年10組程度の芸人をピックアップして、そのうちのひとりかふたりがブレークしてはいる。しかしこれも、「当たった、また当たった!」と言っても、予備校の模試問題が「今年も的中!」というのと同じようなもので、「数打ちゃ」の感じはする。それでもともかく、まだ見たこともない面白いお笑い芸人が登場するので、見る価値は大アリなのだ。







「おもしろ荘2020」で紹介された芸人は出演順に以下の10組。
(1)シンテンチ
(2)さきぽん
(3)放課後ハートビート
(4)そいつどいつ
(5)駆け抜けて軽トラ
(6)グリーンバンバン
(7)エイトブリッジ
(8)ベルサイユ
(9)ダニエルズ
(10)ラランド




どうだろう、誰一人として知らない。そこが「おもしろ荘」の真骨頂である。ということで、ワタクシなりに紹介したい。以下がベスト5である。




★第5位: 駆け抜けて軽トラ

冒頭に示した写真が餅田コシヒカリという芸人で、カトパン似のカワイさである。セクシーグラビアが掲載された中古週刊誌の価格が高騰中だという。



ネタは、写真を見た男が「カトパンのパンチラが見れる風俗店」という触れ込みで店に入ると、そこにいたのは巨体の地雷オンナだったというもの。私も彼女の体形を見て驚いた。「軽トラ」とは彼女のあだ名だったのだ。



「ダマされたー!」と言いつつも、腹肉に隠れたパンツが何かの拍子にチラリと見える。男は彼女を驚かせたり、笑わせたり、あの手この手で「カトパンのパンツ」を見ようとする。

彼女の顔と体のギャップの衝撃に加えて、それを生かした「男ってバカだなーw」のネタは面白かった。ただ、「安心してください、履いてますよ」で一世を風靡したとにかく明るい安村のように、いったんは売れても先が見えている気がする。ここからどうバリエーションのあるネタを作り続けていくかに期待したい。または、餅田コシヒカリがうんと痩せて、美人お笑い芸人としてバラエティーに生き残るかも知れない。




★第4位:そいつどいつ

初めてお泊りに来たカノジョが、なかなか化粧を落とさないでスッピンを見せないというネタ。確かに女装とメークはそれなりにリアリティーがある。



いくら化粧を落として来いと言っても、スッピンを見せない。裏の洗面所で顔を洗ってる音を聞いて、
「まさか、コップ洗ってんじゃないだろな?」
で、その通り、コップを洗ってたというので爆笑w




で、化粧を落としたスッピンは…というより、ウィッグを取った坊主頭の男が現れ、「出家してるの…」というオチw これまた衝撃である。



この芸人もオチが分かったこれからは、どうネタを膨らませて展開できるかが勝負である。そういや、「大きなイチモツ」でキングオブコント2019優勝のどぶろっくはどうしただろう?



★第3位:ベルサイユ

とにかくこの風貌である。ちょっと年増のちょっと美形。場末のスナックのちいママふうがコテコテの大阪弁で自分の不幸な恋の物語をしゃべる。



芸歴10年ということでしゃべりがこなれている。大阪と言っても吉本でなくてよりコアな松竹。そして突然、歌い出す。



ジュディー・オングかっw そしてお色直しまでしてしまうw



何だかよく分からないと思うが、とにかく面白かった。厚化粧だが、見ようによっては結構な美人。なので、ワタクシ的には第3位とした。







★第2位:さきぽん

ちょっとおブスでぽっちゃりの彼女が初めてのお泊り。で、渡されたスウェットがピッチリなので恥ずかしくて履けない。



彼氏と言い合うしぐさ・表情がいじらしくて、彼女は抱きしめられて唇を奪われる。というのを一人でやるw その演技力が素晴らしい。そこに彼氏がいるように見えた。



圧倒的な演技力でコメントは、「鈴木京香に見えました」。



彼女は芸人というよりもコメディー女優として成功すると思う。目指せ、第2の泉ピン子! 南キャンしずちゃんなんて目じゃない!



★第1位:シンテンチ

アフリカでのボランティア・ツアーが終わり、現地の少年が見送りに来る。というところで、アフリカンとのハーフ芸人が登場。それだけで大笑いw



「お前が思ってるほど、貧しくないんだからな。」
「スマホ持ってるし、お前のより新しい機種だし。」
「ボランティアに合わせるために、Tシャツも破いたんだからな。」
と、ボランティアあるあるで痛烈な批判を展開する。




「それでもお前が来たとき、わくわくした。」
「だけど、日本からのボランティア、みんなけん玉、出す!」
「それで、わくわくがだだ下がり。」
「けん玉を入れてた黄色い袋、ドンキの。留学してたから知ってる。」




この芸人にしてまさにこのネタという感じ。「日本からのボランティア・『ツアー』なんてそんなもん」という皮肉・風刺でありながら説教臭くなく、素直に笑えた。ワタクシ的にはこの芸人が1位であった。

なお、YouTubeにこの芸人コンビ、シンテンチの「ボランティア」がアップされていたので、貼っておく。大笑い、間違いないんだから!









以上、「ぐるナイおもしろ荘2020」より。さて、今年はどの芸人がブレークするか、お楽しみに♪


https://taakkk.com/shintenchi-wiki/
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