長く不在して、それなりにあれこれと片付けごとがつづきましたが、今日からレースと向き合う環境が整まったかしら。

  Aemilia Arsの教室を訪れた最初の年から一緒だった人たちは、やはり仲間と呼ぶに相応しく、互いの嗜好もわかり得てきた感があります。

  そうした仲間のひとりからamarena、和名スミノミザクラのシロップをもらいました。


   壷を模した瓶に入ってます。ボロ-ニャから50kmほどラヴェンナ寄りのFaenzaという町で1915年、ある陶工が壺に糸巻き柄を描いたのに、端を発するそうです。糸友との思い出、すごく嬉しい。
  シロップは伝統的なtorta di nonna素朴なケ-キにします。


  エミリア・アルスの図柄と同じ絵柄の陶器を集め始めました。

  昨年はスズランとイチゴ



  今回はまずカネ-ションを思いつき、そこでFaenzaの町を覚えました。たいして遠くないので、ボロ-ニャ最後の日曜に行ってみようと考えましたが、気力が涌きませんでした。
 

  ルネッサンス時代あたりから陶器産業があった町のようです。

  
  でもブドウ柄は見つけてます。



  陶器ではなく、ガラスと手漉き紙で作られてます。

  戴いたデザインを整理してたら、そうだ!私の名を冠したあのデザインの花は、何だったのかしら?と急に気になりデザイン画をわさわさ。

  この教室ではひとりひとりの技の具合いや要望に添って、レースデザインが作られることがあります。

 le rose del desertoとあります。レッスン最後の日のバタバタの中で、何枚ものデザインと一緒にもらい受け、今日まできちんとそこにある文字を読んでいませんでした。
  
        砂漠のバラです。



  
  友人がみごとに咲かせた砂漠のバラの写真を、先生の誕生日の少し前にもらっていて、その写真に誕生日のメッセ-ジを載せ贈りました。


          花言葉は、一目惚れ

  エミリア・アルスに一目で恋に落ちたのだから、その想いを花言葉に乗せ、先生に差し上げたいと直感したのです。


  レースのデザインにするね

 デザインしたあと、私と交わした言葉を先生も忘れていたのかもしれない。


  手順を撮った写真も整理でき、ファイルに。



  明日からまた針を持ちます。