
おはようございます。
俺はベンチ、伊藤さんは蚊帳での一泊でした。
夏限定のツーリングなら蚊帳を使う手もあるね。
テントより軽いだろうし、絶対涼しいよ。
ただし、羞恥心を捨てた者のみが許される野宿スタイルですな!
中丸見えだもん。ヨダレ垂らして耳ほじることも、白目剥いて鼻クソをほじることもできないじゃないか!(あ、俺はいつもそんなことしてないからね!誤解しないでね!)
セイコマで朝飯を済ませた後、伊藤さんと共に向かったのは「フレペの滝」。
滝までは、知床自然センターから徒歩20分。


知床半島は全域がヒグマの生息地ということで、いつでもどこでも、ヒグマと遭遇する可能性があります。
なにここめちゃめちゃハードステージじゃん…。

本州では単なるネタに過ぎないこの絵図も、知床ではなんと訴えの強いことか。
知床の自然へ踏み入るときは、「ヒグマの棲家にお邪魔している」という謙虚な気持ちを忘れてはならないのだそうだ。「ヒグマさん、お邪魔します。フレペの滝を見に来ました。何卒お許しを」

どこに滝があるかわかるかな?

大迫力の断崖を、ホロホロと流れ落ちるフレペの滝。
その様から、別名「乙女の涙」とも呼ばれています。
こっちから見ると迫力に欠ける滝も、海から見るとまた違うのかなあ。

前方は海と断崖。後方は草原と山。

このバラエティに富んだ地形により、生物の命の連鎖が保たれ、また生物の営みによって知床の豊かな森・海が保たれる。知床の世界遺産たる価値の一つは、ここにあります。
栄養分の高い流氷が、プランクトンを養い海を豊かにする。
↓↓
その恩恵を魚類(鮭等)などが受ける。
↓↓
ふくふく育った魚たちは、オオワシ、アザラシの餌となり熊等山の生物の餌となり、連鎖は山から海へと繋がれていく。
↓↓
山の生物たちが死ぬと、それが森を豊かにしていく。
生態系の連鎖が知床ではわかりやすく見られ、それが世界遺産登録にあたり大きく評価されたようです。
そんな知床の景勝地、知床五湖に一人で参上。

伊藤さんは先陣切って知床峠へアタックしに行きました。
ちなみにここまでの道、結構しんどいです。

一回谷底まで下ろされて、また上らされる。
しかもこの道、貫通してないから往復しなくちゃいけない。
二度と行きたくない道に見事ランクイン。
さて、知床五湖の巡り方には、高架木道と地上遊歩道の2つがあります。
高架木道は一湖までしか行けないが、無料でかつ安全。
地上遊歩道は、有料でレクチャーを受ける必要があるが、自然を間近で感じながら五湖全て巡ることができる。
さあ、どうする。
うーん、はい、高架木道。

俺は一湖で十分かな(無料だし…w)

木道は見ての通り高床式になっていて、脇には電気柵が張り巡らされています。
これなら腹を空かせたヒグマも襲っては来れまい(`・ω´)
天気すこぶる良好。

よーそろーよーそろー。



一湖到着~(^ω^)
湖面に知床連山が映り込んでいる風景がいかにも知床って感じ。
一見、手つかずの自然が広がっているように見えますが、昭和40年頃まで周辺は牧草地として利用されていたそうで、放流されたフナや移入されたスイレンなど、人の影響が五湖では見られるそうです。
今見えてる範囲内で、どんな生物が、どれだけの数、活動しているのだろう。

とりとめないことに思いを巡らせたところで腹ごしらえ。

熊肉バーガー
味やいかに。ぱくっ…。
なんだ、牛と変わらないじゃん。
と瞬間思ったものの、ワンテンポ遅れて野生臭さがジワっときた。
まあ熊肉って知らなければ気付かない程度。本当に牛と変わらないやこりゃ。
知床五湖から再び自然センターまで引き返し、そのまま知床峠へ突撃です。
ウトロ側には急な坂はなく、ダラダラとした坂が長々と続きます(羅臼側は急らしい)。

黙々とえっちらおっちら。

おお、だいぶ上ったぞ。
無心で漕ぎ続けること1時間半。


登・頂!d(^o^)/
一緒に写ってるお兄さん二人組は、帯広から車で知床観光に来て、
「時間余ったからどうしようか?」
と悩んだ末、レンタサイクルで弾丸ヒルクライムを敢行したそうです。
わざわざ苦しみにきたってのか!笑
人生も旅も、楽ばかりじゃつまらいってことか!
いやはや天晴(゚∀゚)b 学ばせていただきました。
雲がかかる山々の向こうには択捉島。

知床峠は天空ロードや(゚∀゚)

苦労して上った坂も、下りでは一瞬です。
ていうか、下りめちゃめちゃ寒い。
さっきのお兄さん達、半袖半ズボンだったけど大丈夫だったかなあ。
冷えた体をぬくぬくさせるために、温泉へやってきました(^ω^)

こちら、峠麓にある「熊の湯」
「あれ?熊の湯って前も行かなかったっけ?」
と思った方は鋭い。ブログをしっかり読んで下さってる。笑
北海道には「熊の湯」が2つあるのです(以前行ったとこ)。
どちらの温泉も、一筋縄では入らせてくれません。難敵がいます。
前の熊の湯ではおびただしい数のブヨに散々悩まされ、そして、今回ここでの難敵となるのは、殺人的な熱さ。
その熱さを和らげる水がありますが、利用客の過半数の了解を得ないと入れてはならないというルールがあります(´-ω-`)
俺が行った時は、ほぼ貸切状態だったのでジャボジャボと入れますw
が、それでも入れなかった…(;∀;)
どんだけ熱いんだ。
悲しいかな、へりに座って桶でパシャパシャやって温泉タイム終了。浸かってねえ。
それでも十分火照った体で、道の駅「知床・らうす」に到着。
雨が降ってきていたので中で寝ようとすると、「館内野宿禁止」の貼紙が至るところに、、、
貼紙の真下で寝る勇気は俺には無かったので、外の軒下で寝ることにしましたが、そこがまた劣悪な場所でしてね…それはまた明日。
ちなみに、ここの道の駅で知り合った北海道一周チャリダーは堂々と中で寝てましたw
図太い精神!!
出費794円
Tm4:32
Dst54.85
Av12.0
Mx53.8
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現在地:宮城県 仙台
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