弥生・古墳の竪穴には高床建物も建っていた。
スンバ島ワインターバル村の旧王族レダ家を訪ねたとき、
屋根柱の横に別の木が寄り添って立っているのに気がついた。
床束である。
屋根柱は屋根を支え、床束は床を支える。
そのあと、スンバ島の村を訪ねるたびに、床束の有無を注意して見るようになった。
スンバ島の伝統的建物は床束による台輪建築だ。
床束のない大型建物は貫を使っているが、建築年代は新しい。
前年に訪れたパプア・ニューギニアでこのことを思い出したとき、
弥生・古墳時代の竪穴建物の柱穴配置に類似例があることに気づいた。