今回の番組のククリは声優。
 
活躍されている声優の方々が集まって
声優あるあるを披露してくれました。
 
現在、アニメ産業市場は年間売上
1兆8000億円。(2015年調べ)
 
でも、実際に声優の仕事だけで
食べていけるのは、声優総数の内の
ほんの1%とか。
 
@今の声優は、歌やダンスもできないと
仕事が全然来ない
声優の仕事をするのには、まず
オーディションに合格することが必要。
そして、オーディションを受けるに
際して「イベント出演OKですか?」
「歌ってもらって大丈夫ですか?」
という条件がつけられる。
(歌とダンスができないとその時点で
オーディションを受けることすら
できないことも)
 
*オーディションに年齢制限が
つくこともある
 
*オタクたちがアニメのキャラクターを
好きになり
  ↓
インターネットが普及し、
オタク同士がネット上で
好きなアニメについて議論し合い
  ↓
盛り上がって、オタク以外の人も声優を
応援するようになり
  ↓
業界の人がこれは儲かるんじゃないか
と考え
  ↓
プロダクションやイベンターが入ってきて
現在の声優産業が確立した(三ツ矢)
 
@声優だけで食っていけるのは1%
年間放送されるアニメは70本に対して
プロの声優は6000人以上。
声優学校の入学者は年間5000人。
(いかに厳しい世界かが分かります)
(神谷)
声優を目指す人は声優学校を卒業し
   ↓
声優事務所が運営する養成所に入り
   ↓
アニメキャストのオーディションを受ける
   ↓
これに合格して、晴れて声優らしいことが
できる
 
Q:俳優・女優が声優をするのは迷惑?
神谷A:僕は、基本的には新しい風が
吹いてきたと考えているので大歓迎。
僕たちの芝居って形になって
きちゃっているんですよ。ここんとこ。
 
@ベテランから若手声優へ
*声に個性がない
*イケメンだと勘違いする奴がいる
*声が小さい。もっと張れ!
(現在は録音技術により大声を出す
必要はないとのこと)
*役が変わっても声が一緒
 
@ギャラの話
声優界にはギャラのランクが有り
ジュニアランクだと
30分のアニメで
1本1万5千円✖4=月6万
*主役でも脇役でもギャラには関係ない
*ギャラのランクを1000円上げるだけでも
覚悟が要る
*作品によっては特別枠が有り
その場合ギャラは交渉次第となる
*ゲームのセリフ量は膨大
電話の大きいイエローページの大きさの
台本が何冊分もある
 
*オーディションはベテランでも
普通に落ちる事がある
 
*原作者に声優の決定権があることも!
 
*声優をしてて一番嬉しいのは
みんなの笑顔に会えた時だぜ!(松本)
(ここで松本さんと野沢さんの
奇跡のような話が飛び出しました)
声優さんの声には不思議なパワーが
含まれているのかも。
  
今回の番組、最後は感動の結末?と
なりました。
 
【支配人】今田耕司
【副支配人】指原莉乃
【来賓】菊地亜美 銀シャリ
【トークゲスト】神谷明 野沢雅子 
野島健児 古川登志夫 松本梨香
三ツ矢雄二 三上枝織 森久保祥太郎
山口立花子 山谷祥生