イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

震災の津波で本社、工場、倉庫がすべて流された、石巻の水産加工会社において、
瓦礫の下に埋まっていた多くの缶詰が掘り起こされ、会社再建の足がかりにと、
「希望の缶詰」という名で販売されていたものです。
http://kibounowa.jp/seisan-kinoya.html

写真は、まだ地震と津波の爪痕もまざまざの中で平成23年8月1日に開催された
「石巻川開き祭り」で3缶1,000円で販売されていた「希望の缶詰」の一つ。
中身表示をする前に津波で流されてしまったため、何が入っているかは不明なのですが、
実際買って開けてみた限りにおいては、さばの味噌煮と鯨の大和煮とが確認できました。

最近、新商品の販売も始まったようで喜ばしい限りですが、被災地以外で震災の関心が
薄れる“風化”も始まっているとも聞きますし、被災地の方々の復興への今後の道のりも、
決して平坦なものではないように感じています。私も、被災地で見てきたことなど忘れる
ことなく、また来年も何らかのことができれば・・・という気持ちで、今回記事を書いてみました。

            [購入日:平成23年8月1日]

---
★関連記事
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/52460669.html
    【石巻】 石巻川開き祭り