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『明治4年、学制がしかれる前に県下初の「滋賀県第一小学校」が長浜で誕生しました。
そして明治7年、市民の寄付によりこの学舎が建てられ「開知学校」と改名されました。
その校舎は洋風四階建て、八角形の櫓のモダンな建物でした。当時の大工棟梁が洋風
建築にしようと苦労した様がうかがえます。
 明治34年小学生が増え、校舎を移転、現在の長浜小学校の前身になります。
その後、幼稚園、実科高等女学校(現在の長浜北高等学校)と変遷し、多くの優秀な人材
を輩出し、学舎として長浜の重要な役割を果たしました。
 昭和12年に神戸町から現在の位置に移築された後は、櫓が撤去され、面積も縮小されて
老築化が進む一方でしたが、この度、四階櫓の復元をはじめ、極力当時の面影に改修し、
明治時代、進取を誇った長浜の由緒ある建物を保存し、活用していくことになりました。』
という平成12年5月にリニューアルされた建物でして、現在、「登録有形文化財」になっているとのこと。
滋賀銀行と通りを挟んで真ん前、なかなかお洒落な外観でした。

現在、1階はビアパブ・2nd Boozeというお店になっており、2&3階部分はほとんど使われていないとか。
ただ、頼めば4階の太鼓櫓(たいこやぐら)まで上がらせてはもらえるようです。

    [撮影日:平成20年12月29日]