毎年、あちらこちらの花火に出かけておりますが、これが昨年(2005年)で一番感動した花火です。
打ち上げられたのは、全国的にも有名な、8月2日・3日の「長岡まつり大花火大会」。
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/dpage/kankou/maturi/index.html

中越地震のあと、
「災害で傷ついた心は、災害で傷ついた場所でしか癒せない。
 そして、その時頂いた感謝の気持ちは、その場所からしか返せない!」
そんな想いを形にするため、長岡で有志の方々が集まり、実行委員会を立ち上げました。

目標募金総額を3000万円とし、目指すは史上空前の大スターマイン!!!
「長岡まつり大花火大会」の最後を飾る花火として、復興のシンボル「フェニックス」を
打ち上げようというのです。

花火のBGMは、被災された多く方々が心の拠り所にしたという、平原綾香さんの「Jupiter」。
実行委員会による交渉の結果、なんと8月3日、ご本人の来場による生歌披露も実現したのでした。

さてその当日、私はどのような内容になるのか、全く想像つかず見に行きました。
その前に打ち上げられていた花火の数々も素晴らしかったのですが、
最後を飾った「フェニックス」は、幅1.6km,高さ500m,総火薬量1t
http://phoenix-hanabi.jp/web/2006/06/post_47.html
という、とてつもないスケールでした。

その壮大な光景とBGMに流れていた温かみのある「Jupiter」との見事なコラボレーションに、
身体はしびれ、言葉を失い…。

“想いを形に”という強い気持ちは、きっと担当の花火師さん達にも共通していたのでしょう。
平原さんご本人はじめ、多く観客に感動の涙を誘っていた花火でありました。。。


そして、その「フェニックス」、実は今年の8月2日・3日も打ち上げ予定となっています。
使われるBGMは、バージョンを新たにした「Jupiter」です。
実行委員会はNPO法人として認可され、いまもPRと協賛金集めに日々活動中の模様。

協賛金募集,関連グッズ販売,その他活動内容等、詳しくはこちらを御参照下さい。
http://phoenix-hanabi.jp/web/index.php