去年の10月に娘とエジプト旅行をしました。
宝石のブログですが、私の備忘録として書かせてください。記憶が日に日に薄れていく中で、ブログは大変便利なのです。楽しみにしていらっしゃるお客様も数名いらっしゃるので書かせてくださいね~。
ナイル川クルーズとエジプト満喫8日間に参加。
13時間のフライトでカイロに着きました。しかし、その日はカイロはスルーしてそのまま飛行機を乗り継いでルクソールへ・・・ワールドサッカーのエジプト代表メンバーを乗せたラッキーな飛行機で移動です。
ルクソールに朝7時に着き、ここからクルーズ船プリンセス・サラ号でいよいよナイル川クルーズの旅に出ます。
3泊4日のナイル川クルーズはのんびりとエジプトの遺跡を観られるのでお勧めです。
船で朝食をとった後、ナイル川の東岸にあるカルナック神殿へ・・・
父なるアメン神、母なるムート神、子なるコンス神の3神を祀った複合遺跡です。ピラミッド時代の紀元前27~25世紀に最初の神殿が建てられ、その後3千年もの長い期間増改築されてきた、世界最大の神殿です。
第一塔門までの参道の両側にはアメン神の聖獣といわれる約40頭もの牡羊スフィンクスが並んでいます。ここのスフィンクスは頭は人間、体はライオンではないのね。
スフィンクスの足元には小さなファラオがいます。その下には3匹の野良犬が気持ち良さそうに寝ていました。
第1塔門が遺跡の入口です。エジプト最大の塔門で、崩れてしまったかのように見えますが実は未完成だそうです。
第一塔門をくぐります。
第一中庭です。
巨大な円柱が1本残っていますが、ほとんど壊れてしまっています。
第二塔門のレリーフにアメン神が彫られています。頭に長い羽根冠を被っているのがアメン神です。
第二塔門の入口にパネジェムの巨像があります。元々はラムセス2世の像でしたが、パネジェムが名前だけを書き換えて自分の像にしてしまったそうです。あらま!
でも、足元にはラムセス2世の最愛の王妃のネフェルタリがいるんですね~。
第二塔門をくぐると、有名な大列柱室です。
右を見ても左を見ても柱、
上を見ても柱、
柱だらけだわ~
134本の巨大な柱が建っているのですもの、もう圧巻です。
この大列柱室はラムセス1世が建設を始め、セティ1世が引き継ぎ、ラムセス2世が完成させたそうです。
天井のレリーフには色が残っています。
大列柱室を抜けるとオベリスクが現れます。
かつてはオベリスクは金と銀の自然合金である琥珀金に覆われていたそうです。太陽に照らされてきっと美しく光り輝いていたのでしょうね。
トトメス1世とハトシェプスト女王のオベリスクが残っています。
トトメス3世は継母のハトシェプストを歴史から抹消するために名前や肖像を壊し続けました。しかし、オベリスクは神に捧げた神聖な物なので壊すことは出来ず、残したそうですよ。
アンク(生命の鍵)を持った像が並んでいます。
現代に生きる私たちも、古代に生きたファラオも、永遠の命、「健康で長生き」が大きなテーマだったのね。
カエルみたいな形の像は「スカラベ」です。日本名はフンコロガシですね。
日本ではフンコロガシを有難がる人って余りいませんが、古代エジプトではスカラベは神の化身だと考えられていました。
このスカラベの像を左回りに3回廻ると、願い事が叶うというジンクスがあるので、皆さん、黙々と回っていましたよ。
カルナック神殿の一番奥にトトメス3世の祝祭殿があります。
保存状態が良く、天井もしっかりと残っています。レリーフの色も鮮やかです。
一番奥だと思っていた祝祭殿よりも奥に遺跡があり、あの門らしき物がカルナック神殿の一番奥かと思われます。行ってみたかったのですが、時間がないので諦めました。
集合場所へ戻らなければならないのに、途中の壁にもこんなに鮮やかな絵が描かれていて、しばしボーッと眺めていました。
やっぱりエジプトは凄い!!
まだひとつの遺跡しか書いていないのに、この長さ・・・
8日間のエジプト旅行記は長くなりそうです~。
つづく・・・次はルクソール神殿です
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