めでたく桜が咲いたので、
昨日は家族全員でめでたいお祝いの夕べ。
趣味嗜好のバラバラな4人が共通して食べたいもの、
それはウナギ。
なんでも、坂東太郎とは利根川の異名とか。
関東(関東→坂東)地方の長男(太郎)格ということで、
坂東太郎=利根川(関東を堂々と流れる一番大きな川)となる。
そして、その川と海を行き来する魚、鰻。
これはもう、でっかいぶっとい坂東太郎を食らうしか
ないでしょう!!
そして通常、鰻といえば、土用のうなぎ。
立春も過ぎ、「土用」は過ぎていたけれど、そんな事もお構いなし。
そもそも、土用のうなぎは夏の土用の丑の日が主流だしね。
さて、家族全員、「遠くてもいいからおいしいお店で!」という意気込み。
ここで、週2回通う月島プールで仲良しのおばちゃまからご紹介の
お店が急浮上。
その名も「石ばし」。
江戸川橋にあるそうで、それなら自宅からもほど近い。
調べてみるとなかなかの老舗で名門らしい。
完全予約で、しかも予約時にメニューを注文しなければならない。
メニューって、それはもう「ウナギ」のみなんですが、
特上・上・並のみ。
事前にコースで頼んでおかないと、うざくも肝焼きも食べられない。
そんな品ぞろえがいいのか悪いのか
価値観は分かれるところだと思うけど、
いやでも期待値は高まるよね~。
私の食に対するポリシーは一食入魂。
石ばしの特上ウナギは3800円。
ウナギに3800円を払うなら、1回の極上を求むるべし。
1300円のウナギを3回食して満足すべからず。
なので、全員「特上」なり。
むー。
こーゆー時しか食べられないからね、遠慮は禁物。
寒い雨の夜で外に出るのは勇気が必要だったけれど、
全員意気込んで出発。
タクシーにて到着すると、そこには古い門構え。
すでにウナギの美味しい香りが漂っている。
たまらないねぇ。。
のれんをくぐり、引き戸を通って玄関まで。
玄関には、かわいらしい親王飾りのお雛様が~!!
私の大好きなお雛様。またまた気分が盛り上がる~!!!
写真を撮ってもいいですか?と尋ねてみると、
どうぞどうぞ、ちょうど昨日出したばかりなんですとのこと。
うちはお雛様を出すのはお雛様の2週間前
(今年は20日の予定)なので他所で出会えると、
とてもうれしい。
さて、予約は5時半。
-ウナギはね、待たされるからね、
あんまりお腹ぺこぺこで行くと、
出てきたウナギを味わうことなく
がっついちゃうからね、気をつけてね。
-ウナギはね、待たされるからね、
会話が続かない相手と行くととんでもない事になるからね、
気をつけてね。
ちなみに、そういうお相手とお食事しなければならない時には
カニがオススメよ。一心不乱にカニ身をほじっているうちに
時間が経ってくれるからね。
などと、なんちゃって社会勉強を語ったりするけど、
それにしても、時間がかかる。。。
家族全員お昼は控えめにしていたので、余計つらい。
待ちきれない。
大人は熱燗傾けつつ、美味なる漬物を頂いていられるので
まだ苦痛は弱いんだけどね。
しかし、この百年床というお漬物、大変に美味しかった!!
とくに右奥の干し大根のお漬物というのがすごい。
お日様にあたった甘さが噛むたびにしみ出てくる感じ。
加えて、適度な歯ごたえ。美味しかったなぁ。
さて、待たされる事1時間~1時間半。
やっと到着。
お重のふたをあけると、、、
うぉぉぉぉぉおおおおおお。
皆の歓声が上がる。
おいしい。
おいしい。
やわらかい~。涙が出る~。。。。
思ったよりタレがあっさり。
そのくどくない感じがウナギの柔らかさとマッチしてる~。
表面がうすーくカリッと、中はふっくらしっとり。
みな黙々と味わいながら頂く。
特上だけあって、3枚並んだウナギ。
1枚1枚を惜しむように頂く。
はぁぁぁ。
満足だなぁ。
幸せだなぁ。
(一休和尚の「闇夜のカラス」と違って、
非常にわかりやすい「シアワセ」だ。。。笑)
やっぱり、回数は少なくていいから、
こんな風にびしっと美味しいものを頂きたいですね。
ごちそうさまでした。
そして、そうそう、おめでとうございました(笑)






