監督Xさんの下に、チームとしてA、B、C、D、Eさんがいる。
このチームはものすごく優秀で、すべてのメンバーが目標にコミットし、湧き上がる情熱を持ち、切磋琢磨し、勝利をもぎ取っている。個々が常に自己成長し、チームとして成果を上げている。
ところが、このチームが解散し、各々が別のチームに行くと、
Aさんは同じように活躍するが、意外とB~Eさんは凡庸になる。
ということがスポーツでも、ビジネス(会社)でも大いにある。
それでも、B~Eさんは強いチームにいた実績を持ち、そこそこやってはいくのだが、Aさんのように輝きはしない。
何が違うのか?
監督Xのチーミングにより、強い集団だった。ということだ。
そのチーミングの中でAさんは真のリーダーシップを身につけたのでどこにいっても活躍する優秀な人材となるが、B~Eはあくまで優れたチームにいてこそ能力が発揮される人であった。
~~~という会社を上場させた!
そんなメンバーは腐るほどいるが、真のリーダーシップを持つ人間は少ない。それでも優れたチーミングで優れた成果を残していた、「リーダーシップ・チーミング」にこそ価値がある。
チーミングとリーダーシップを持って組織を作ると、その哲学(魂)まで開花する人間がいる。そういうAさんを増やさなければ、会社の未来はない。B~Eさんは今年(数ヶ年)を支えるもので、Aさんは未来を支える。
優れたチーミングからスピンアウトした人と仕事する機会を、複数人で経験してみて、自社でチーミングしてみて、これは心から確信している。結局は、チーミング下でのパファーナンスしか発揮できないならば、それはリーダーではない。
この本を読みながら、実体験と照らし合わせてそう思ったのでした。
チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ/英治出版

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