「価格弾力性」
かつて、低価格飲食店を150店舗経営する経営者の方に教えてもらった。
普通、価格を下げると利益は落ちる。
しかしながら、あるラインを超えた時、市場の需要が増えて原価が落ちて、
需要量が劇的にあがる事で利益があがるラインがあるという。
これを教えてもらったのは、今から3年前。
まだ社会人1年目で理解はしていたが、腹落ちはしていなかったように思う。
今、僕のお客様でまさにこの価格弾力性を生かし、
爆発的に販売する事で、圧倒的な利益を上げている会社がある。
この会社は価格弾力性を分析したというよりも、
結果的にもっとも利益が取れる点に落ち着いていたというが現実である。
しかしながら、50年間も1店舗/月1一億の売り上げを上げ、利益率35%を超えている。
先日シンガポールで、お客さんの海外進出のお手伝いをさせていただいた。
実際に店頭に立って、パートさんをマネジメントして、お店を経営した。
その際に、10日間の中で価格弾力性を分析して仮説を立てて色々トライした。
N=10に過ぎないが、実験中売り上げ1.7倍になるポイントを発見した。
すこしでも判断を誤ると売り上げ(販売数)は伸びるが、全体利益が落ちるという穴にはまる。
実は中小企業でも値下げを行い、販売数を伸ばし、
売り上げを上げる事に集中し、利益を落としてしまう会社が意外と多い。
原価率と粗利益率を計算し、どれだけ売り上げが上がれば、利益が上がるか?
を計算した上で値下げ戦略を行い、価格弾力性を活用することが必要だ。
値下げは最も安易な経営戦略と言われる。
価格を下げれば、価値は下がる。だから、
価値を高めて価格を上げる事が経営の原則である。
でも、もしあなたのビジネスが、
価格需要性により、価格を下げる事で利益を上げるのであれば、
それは一つの戦略である。
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