企業の存在価値。
日本の成熟マーケットにおいて、
商品は飽和し、差別化が見えない現代。
同じサービスで顧客を奪いあう業界はたくさんある。
同じ商品を売りあう商社が存在し、
同じ食品を売りあうスーパーが存在する。
そんな時代における企業の存在意義とは?
同じ商品やサービスを扱っていても、
実は会社によってこだわりや力の入れどころ、
大切にしている考え方が異なる。
しかしながら、多くの中小企業が、
歴史の中に社会への価値を埋没し、
組織の中に社会への価値を埋没してしまっている。
地元だけに特化していたはずが、全国展開。
商品開発が売りの企業のはずが、挑戦の欠如。
技術力が売りのはずが、みせかけのブランドなど。
時代の変化に社会への自社特有の価値を失ってしまってはいないだろうか。
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●例えばパン屋さん
事例①
先代の代から徹底した自社特有のパン創り手法。
焼き方へのこだわりから、パン生地、食材など。
しかし、いつからか競合店舗の出現、
スーパーやコンビニの出店が増加。
これに対して、
お客さんを集めるチラシやWEB広告、
店舗の内装や外装の品質、
売り方や見せ方に注力した結果、
時代の流れにパンを作る技術のこだわりを
失いつつあるという。
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<プロがため息をつく、パンを作る>
・スピリッツ
職人の朝は早く、腕は太く、
足腰はタフで、指先は繊細であれ。
頑健な肉体とともに、一流の技はやどるのだ。
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この時代の中で自社の価値を社会に発揮し、
顧客に、社員に、求職者に選ばれる企業になるためには、
やはり経営者がぶれない経営理念で自らを縛り、
その想いと強化ポイントを発揮していかなければならない。
のではないかと思うのである。