時代の変化 | 神泉で働くイノマル社長のブログ

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~時代の変化とライフサイクル~


2009年現在、プロダクトライフサイクルの各期が短くなり、
新しいライフサイクルの出現のたびにさらに短命化している。

マーケット全体がそうなっており、


●マクロ視点では、
一世代前と資本主義で見ても短命化しており、
資本主義時代は11年サイクルを刻んだ。

次の時代は、すでに成長期が見えつつあり、
これは5~7年周期で刻まれることが容易に想定できる。



●ミクロ視点で見ても例えば、
インターネット書籍販売では、5年周期のライフサイクルから
2年周期への確実に短命化が見て取れる。


ゆったりした時代の流れから、短命化に伴う変化速度の速い
時代になると、水の流れと同じように実は安定化する。
ここに一つ方程式そのものが変化するポイントが存在する。


そしてこのサイクルの回転が最速の地点が存在し、
このディッピングポイントを超えたときに、
改めて新しい時代が到来し、再度ゆったりした流れが構築する。
ここにも一つ大きく方程式が変わるポイントがある。



1960年からアメリカ市場、日本市場を分析してみると
小さくこの繰り返しが存在しており、
世界史、日本史を追っても大きな繰り返しの中の一つの回転にすぎない。



歴史は繰り返すといわれるが、ビジネスマンになってやっと
数学や物理、歴史の勉強がどれだけ大切であったかを

実感する今日この頃。




でも、変化の法則と時代の原理さえ分かってしまえば、
ある程度次の時代も方程式も想定できる。

これをやっている人はやはり時代の一歩先を歩み、
先駆者利益を受けている。



変化が遅い時代にはやはり経験者に利点が存在する。
しかし、現在の変化速度加速期には、大局観と思考力の2つがあれば、
社会の方程式が変わる時代なのでチャンスしか存在しない。