経営判断×コストカット | 神泉で働くイノマル社長のブログ

神泉で働くイノマル社長のブログ

イノマルコンサルティング代表取締役のブログです。

○コスト管理費
付加価値活動と付加価値活動。
不況の中、多くの企業がコスト管理に意識をおいています。その中で、業績を維持している企業と落としている企業では経費削減の手法が違います。

業績維持企業は非付加価値活動を削減する。
→お客さんに価値を提供するものは維持、強化を行い、価値を提供しないものから削る。
例)お客さんに渡す企画書の経費は維持し、社内資料をカットする。

業績衰退企業は付加価値活動を削る。

例)データを渡し、印刷は顧客に任し、上司に提出する書類は維持。

○業績維持企業
経営判断で価値である顧客接点を重視し、福利厚生を削る。

社員の意識で顧客接点部分は維持し、非付加価値領域を削減。


○業績衰退企業
経営判断でまず、自社を優先し顧客接点から削る。

社員の意識で社内に重きをおき、社外接点をないがしろにする。

○大半の企業
無意識による両者の混在により、業績衰退。


経営者はここまで判断し、判断できる人間の組織を作ることにも責任がある。