U15活動を終えて | giocareスタッフのブログ

U15活動を終えて

遅くなりました。

やっと少し整理がついたのでU15高宮杯の件をご報告します。

 

先週高宮杯第2次ラウンドの初戦習志野七中と対戦しました。

県リーグの流れから御滝中、渋谷幕張と勝ちきれる事が出来ず

夏の大阪遠征を挟み県リーグ再開後の

FC習志野戦、カラクテル残り4試合で1勝も出来ないまま県リーグは4位で終えました。

 

振り返ると、県リーグでも他に市川三中だったり、東邦中だったり

幸一中だったり対中体蓮においていずれも自分達のゲームが出来ず苦しみました。

苦手意識はないのですが、対クラブチームも含めアグレッシブに来る相手に

自分達の力が発揮出来ない傾向でした。

 

良い時は勿論良いし

悪い時はとことん悪い

 

いずれも自分達のペースで自分達のサッカーが出来なかった事

振り返るともう少しやれたと思います。

 

去年の9月からチームスタイルに変化を与えて約1年の集大成でした

細かい局面、騙す事、食いつかせること、そして運ぶ事

良い時は全員が良く動いて連動するし、やっている選手も楽しそうにやってました。

 

勿論、勝負事には勝ち負けがついてきます。

トレーニングゲームが一番リラックスしてやれていたと思います。

U14リーグも変化を与える為あえて勝負を避け、県リーグに関しては

自分達がスタイルを変えずにどこまで出来るかをテーマに

行ってきました。

結果問わず選手達がブレずにチャレンジしてきたことは誇りに思いますし

選手側から勝つ!という気持ちも試合を重ねる事に出てきたのは素晴らしい事だと思います。

 

僕自身、勝負の世界で育ってきました。

ただそれだけに執着しすぎて選手としてのプレーの幅を狭くしていたのも事実です。

リフティングは出来なかったしボールタッチも堅かったし、ひたすらゴールを目指すそんなプレーヤーでした。

指導者として勝つ事だけに執着してやらせるのはメンタル的には鍛えられるとは

思いますがそれなりの技術がなければ上では通用しません。

その場だけの結果だけに拘り勝たせる為のサッカーを実践させるのは僕の中ではないです

やってきた事をやり通す事が個人の向上に必ず繋がると思ってるからです。

 

高宮初戦、チームは初戦で負けました。

やってきた事を180度方向転換し変えてまでやろうとはしませんでしたし

僕も選手も勿論同じ意見だと思います。

本当はスタイルを貫き通して結果が出せればと思ってましたが

まだまだ甘いという事だと思います。

終えてからの個人的な感想ですが上手さはあるが強さがないというとこでしょうか

相手に合わせず自分達も急ぎすぎた感がありました。

もっとゆっくりやってもよかったと思います。

 

結果、負けは負けなので何も言えませんが...

 

このチームを率いて2年半、本当に良い選手ばかりでした。

ただ伸ばせてあげられなかったのも事実

色々と偉そうに申し訳ないですが

責任は僕の指導力不足だと思います。

選手達はよくやってくれた思います。

ただやっぱり悔しいし未練タラタラです。