こちらは新しい戦力としてのベース。

久しぶりに山野楽器で購入。

少々タイムラグが出てしまいましたが、3月13日に届きました。

まあ、誕生日プレゼントのようなものだと。。。

実は『メイプルネック』のベースが弾きたくて探していたんです。

というのもRicのグロスフィニッシュの指板が気に入ってしまって、つまりは塗装されている指板が発端になっているんですけど、そういうことで久しぶりにメイプルネックのプレベを調達することにしました。

メイプルネック（ネックの材質はもちろんですが指板もメイプルなもの）のベースと言えばプレベ！

余談ですがプレベには現行のプレベと

OPB　（オリジナル・プレシジョン・ベース、ヘッドの形からテレキャスベースと言うこともあるようです）

というプレベがありまして、ボクはこのOPBが好きで使いたかったんですけど、OPBは今にしてみればシンプルなだけに逆に難しく、それなりの覚悟を持って臨まないと弾きこなせないところがOPBを躊躇した要因となりました。

ここは散々悩んで迷った末、冒頭のプレベを選択することにしました。

自分がプレベを弾いていた当時のイメージも残っているので、これから弾くんだから慣れたプレベにしようと。

そもそもメイプルネックはローズウッド（指板）に比べ、音が軽いというか芯がないというのか、音の振動がネックから逃げて抜けてしまうような印象があって、その点ローズウッドのほうが詰まった重たい音になります。

若い頃使っていたプレベはメイプルネックだったんですが、その音の軽さが当時嫌でした。

ですが今は

もうこの歳になるとね、そういうことは大した問題じゃないんです(笑)

Ricのようなグロスフィニッシュとまではいきませんが、クリア塗装されている指板の魅力が今頃になってわかってきましたね。

そしてこのプレベはボディがTidepoolという今回初めて知ったカラーなんですが、tide poolは訳すと『潮だまり』、『引き潮によって岩場にできる潮溜り』という表現になるようです。

tidepoolは米語で、英語ではrockpoolと言うらしい。

メタリックのベースは初めて手にしますが、プレベだったらいつも選ぶバタースコッチ系やナチュラルとはまた違って、これは品もあるし過激さも持ち合わせた素敵なカラーだと思いました。

こちら、調整したらボクの好みになりました。

ネックの太さがちょうど良く、セッティングが上手くいったので申し分ありません。

そのままRicも弾いてみましたが違和感がまったくなく、どちらも自分好みのベースとなっています。

おそらくRicに張っている弦と今回のプレベに張られていた弦が偶然にも同じfenderの7250M弦だったので、余計に同じ感触で弾けたんだと思いました。

そしてiGiGのバッグを持っていたので、これをプレベ専用にして、付属していたソフトケースは押し入れに(笑)

最初は先日のBacchusのように、部屋で転がすつもりでプレベを狙っていたんですけどね。

おそらく勿体なくてRicと一緒に並べてしまうだろうと思い、本当に部屋で遊ばせておくためには、そのつもりでそれ専用のベースを買わないとダメだと考えて、結局BacchusとFender Precisionの2本確保状態になりました。

実はRicを手に入れる前、何か別な新しいことを始めて楽しもうと考えて、それはベースじゃなくてもよかったんですが、この歳になると、なかなかそう上手くはいきません。

だったらベースをもう少し勉強してもいいんじゃないかと思ったわけです。

いったんは引退するつもりでいましたが、またもう一度ベースを弾いたり、活動は広げていく気になっています。

ベースを弾くうえで勉強したいことは山ほどあります、どこまで出来るかわかりませんが、ゆっくりと、自分のためとしてやってみようと考えています。

Fender Precision Bass Tidepool