こんにちはいつもお読みいただきありがとうございます。
猛暑な連休ですね。生きているだけで素晴らしいとも思える気温ですね。
さて、今回は「親知らずの影響について」というテーマです。
ここ数回、親知らずについての話題が続いております。
親知らずって抜くと腫れるっていうし、嫌だなと思う人も多いのではないでしょうか。
そんな親知らず、知らぬ間にこわいことになってしまっていることもあるんです。
しっかりスペースがあってきれいに萌えた場合はこんな感じです。
そして、スペースが足りないながらに萌えてきた場合、スペースがなくて横向きになって埋まっている場合はこんな感じです。
この状態の人は多くいらっしゃると思います。
そして、この親知らずが萌えようとして、手前の歯の根を吸収してしまうことがあります!
痛みも違和感もなく進行してしまうので、気付かぬうちに大事な歯の根がなくなってしまったなんていう人もいます。
一番奥に萌えている第二大臼歯、いわゆる12歳臼歯は食べ物をすりつぶしたり、噛む力を受け止めるためにとても大事な歯です。
根が吸収されてしまうということは、歯を支える土台を失ってしまうということです。
しっかりとした土台がある場合とどちらが良いか、お分かりですね。
これに関してはいくつもの論文にもなっています。
まだ確率としては小さいですが、臨床現場では時折拝見します。
こうなる前に、まずは歯医者にて確認してもらい、抜歯を勧められた時には抜歯をして予防しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました
本当に暑いので、皆さまどうかご自愛くださいませ。