俳景
いつじゃったか 京都の植物園をぶらぶらしておったんじゃが、
園の中に水車小屋が有っての、
おそらく現役で働いているわけでは無いと思うのじゃが。
考えると究極のSDGsじゃな。
と言うより ゆっくりとした動きが何とも風情の有るものじゃった。
今もちゃんと回っているのじゃろうか。
水車小屋に水の流れと沢蟹を合わせて見たのじゃ。
本格的な梅雨前のこんな時期の風情を楽しい作品にしてコメントから投稿して下され。
勝手ですが投稿はお一人三作品まででお願い致します。
景俳句コーナー
青蛙水車の軸に留りけり
悠人 さん
蟹の子や水車の音に溶け込みて
里山みのきち さん
いつも澄む水が動力古水車
Green Keeper さん
キラキラの川面の先に水車小屋
舞踏シューズの独り言 さん
コットンと杵突く音の長閑けらし
舞踏シューズの独り言 さん
ひだまりの野にみずくるまかにひるね
papakatura さん
水音に沢蟹誘われ水車小屋
ROKU さん
渓流に沢蟹脚をひらめかせ
笑い仮面 さん
黒南風やシャツA面のみ乾き
笑い仮面 さん
沢蟹が 逃げて誘うや 水車
詩麿呂 さん
時の日か音がして来たこっとんとん
dekokakaka さん
沢蟹や水車恋しと向かふかな
こめっ子 さん
せせらぎの蟹子等網で掬ひけり
ぴー さん
青蛙さっきは東向いてたよ
粋ちゃん さん
ざりがにをひしめき合つて覗きをり
ハイジ さん
大昔動力水車人の知恵
ramune さん
蟹さんも乗って回るか水車小屋
radio1972 さん
俳景短歌コーナー
水車小屋脇を飛び散る水しぶき
川蟹遊ぶ京の水辺に
里山みのきち さん
ちごいだきわらうやさしきははの声
きこゆきがする水車のほとり
papakatura さん
樹海へと続く私の耳鳴りは
いつしかもどきの水にせせらぐ
mikkon さん
沢蟹とりし幼き日々の
きみいづこにや水車小屋
原遊子 さん
水しぶき上げて水車が回ってる
小屋の中では米をとんとん俳景都都逸コーナー
澄んだ水辺の底行く蟹が
水車に乗って空を飛ぶ
里山みのきち さん
雨を集めてぐるぐる回る
働き者だね水車小屋お名前の間違えや誤字が有ればコメントからお知らせ下さい。
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この続きは「気楽爺の日日是好日465−2」に掲載させて頂いております。
日日是好日