前半に頂いた作品は「気楽爺の日日是好日422-1」に掲載させて頂いております。




 俳景 

景俳句コーナー

 やはらぎに降るも融けるも春の雪

nsumax   さん

 菜の花に雪のおしろいすぐ消えて

crane−house    さん

 さくらんぼ満開の花に雪が舞う

radio1972    さん

 花見への気分に水差す名残雪

やままかみ さん

 見納めと傘をすぼめて春の雪

社会不適合オヤジ さん

 春浅く外套濡らす牡丹雪

社会不適合オヤジ さん

 孟春を落つる椿の音で知る

社会不適合オヤジ さん

 斑雪 回覧板を 傘代わり

舞踏シューズの独り言 さん

 松園の 描きし美女に細雪

舞踏シューズの独り言 さん

 春の雪何もしないで暮れにけり

ぴんころ120    さん

 花便りしばし待てよとなごり雪

ぴんころ120    さん

 幾たびもなごり重ねる未練雪

ぴんころ120    さん

 北山や先斗町にもなごり雪

ぶーにゃん さん

 唐傘をさしては閉じる春の雪

春花 花 さん

 おお雪じゃなごりの雪じゃぬれて行こ

秋月の俳句 さん

 屋根の上光のなかに春の雪

こころ さん

 鼓の音川に吸われて名残ゆき

papakatura    さん

 ちらほらと締まる半身に雪が舞う

papakatura    さん

 里に鳥来る気配なしこぼれ梅

papakatura    さん

 車窓今春雪光る関ヶ原

野菊 さん

 精霊の忘れ物めく残る雪

野菊 さん

 雪解けや縁側からは臍の穴

粋ちゃん さん

 正やんの声が聴こえるなごり雪

himadan    さん
 引退の電車に沁みるなごり雪

himadan    さん

 

俳景短歌コーナー

 3月ももうすぐ半ばという時期に

  冷たい雪舞いかじかむ傘の手
radio1972    さん
 頻繁に行き交う電車小田急の 
  ホームで眺める春なごり雪
温泉大好き さん
 傘とじて椿にかかる春雪を
  眺めて春の近き知る
ROKU    さん
 きのう今日さくらちらほら嵐山
  春まだなのか名残の雪が
ぶーにゃん さん
 

 

俳景都都逸コーナー

 桃の節句も過ぎたというに

  今日の天気は雪予報
radio1972    さん

 淡雪よウナラセナイデ東京発の

  サヨナラ切符や

原遊子 さん

 なごりの雪が蛇の目にパラリ

  足を速めて居酒屋へ

ぶーにゃん さん

 

 

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皆様も俳句や短歌と一緒に楽しんで頂ければ幸いです。



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