俳景 

先日は東京でも雪が降った様で

春の雪とか名残の雪とか言うのじゃな

思わずイルカさんの名残雪と言う歌を思い出したものじゃ。

こんなふうにして一歩ずつ春らしくなっていくのじゃろうな。



畳んだ唐傘と椿に 分かりにくいが 砂子で淡雪を散らしてみたんで

楽しい作品にしてコメントから投稿して下され。


勝手ですが投稿はお一人三作品まででお願い致します。


景俳句コーナー

 花びらの出端をくじく春の雪

齊藤大柳 さん

 紅白の梅に重たい綿帽子

齊藤大柳 さん

 寒すぎて「なごり雪」とは思えない

マンドラさん

 朝方に淡雪舞いて白椿

里山みのきち さん

 名残り雪纏う椿か時止まれ

グランフェッテ さん

 淡雪も積もるとこあり屋根の上

Green Keeper    さん

 春の雪燦めきながら姿消す

ramune    さん

 唐笠とツバキの奇抜土佐からか (回文俳句)

ouroboros34    さん

 淡雪のましろのキャンバス藪椿

すかぽん さん

 淡雪や薄化粧派のワタシみたい

すかぽん さん

 春雪や湯屋の鏡に見つめられ

笑い仮面 さん

 牛乳の蓋そのままにぼたん雪

笑い仮面 さん

 淡雪に浮かむ紅色目立ちけり

ぴー さん

 銀の木はどんな花咲く椿かな

dekokakaka    さん

 牡丹雪降り注いでる幸せを

dekokakaka    さん

 降り注ぐ雪の神様真っ白です

dekokakaka    さん

 傘閉じて 肌に沁み入れ なごり雪

詩麿呂 さん

 終雪が終雪なるは結果論

タイド さん

 ふと見れば あれに見やるは雪椿

かわのひかる さん

 八重椿 思わず唸る 雪化粧

かわのひかる さん

 退院の朝に名残の雪少し

ハイジ さん

 詰襟の金釦にも別れ雪

ハイジ さん

 寒椿赤と白との美を競ふ

こめっ子 さん

 

俳景短歌コーナー

 予報ではうっすら積もると雪予報

   傘をさすほど降りもしないで

里山みのきち さん

 春来たり陽の暖かさしみじみと

  唐傘さしてああ名残雪

たいよう さん

 これでもかこれでもかと降る三月の 

  雪が舞い散る花冷えの朝

かわのひかる さん

 お雛様また来年と手を合わす

   子ら孫らへと祈りを繋ぐ

珠さん さん

 なずらひて通ひたき門験ならず

  色なき春そ名残雪なる

mikkon さん

 

俳景都都逸コーナー

 朝方外を見れば淡雪

  出かける時に止んでいた

里山みのきち さん

 椿の花に 淡雪積もり 

  去りゆく冬の 置土産 

神奈川センターフィールド さん

 

  この続きは「気楽爺の日日是好日453−2」に掲載させて頂いております。


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