前半に頂いた作品は「気楽爺の日日是好日451-1」に掲載させて頂いております。
俳景
景俳句コーナー
春時雨渡した傘が縁結ぶ
hanako さん
門戸細工見て思い浮かぶたけくらべ
hanako さん
春時雨乾いた後に黄砂と花粉
hanako さん
春の雨誰が捨てたか破れ傘
馬っこ小母さん さん
春時雨 眠る草木に 滴りて
こころ さん
掌 袖にこごめて春時雨
マック さん
つゆに濡れても歌う梅の花びら
マック さん
傘たたみ雨粒おとす梅のつく
マック さん
生延びてひよこ遊ぶや春時雨
知微 さん
北極の大気が乱れ春時雨
ramune さん
約束が面倒くさい春時雨
ramune さん
春時雨ぬれてゆくにはまだ寒い
ぶーにゃん さん
若き日の吾を引き寄せ春時雨
野菊 さん
若人は傘などささず春時雨
野菊 さん
傘いつも二人で一つ春時雨
野菊 さん
春時雨 ひと雨ごとに 緑増え
詩麿呂 さん
恨みます洗車直後の春時雨
himadan さん
俳景短歌コーナー
男衆熱気あふれる揉み合いの
裸祭りはいつも雨
ケセラセラ千夏 さん
お社の軒を借りての雨宿り
色とりどりの花に包まれ
温泉大好き さん
春雨に濡れて行きます粋な方
帽子のひさしぐいとつまんでぶーにゃん さん
春時雨ツンデレな君思わせるぜ 我も御神酒なれ天連れ句知る葉 (回文短歌)
てんぱりまっくす さん
春時雨思わせ振りなチラリズム
スリラ地鳴り伏せ我も折れ抉る葉 (同上)
てんぱりまっくす さん
春時雨春の音擦れチラリズム
スリラ散れスト男宣る晴れ句ジルバ (同上)
てんぱりまっくす さん
俳景都都逸コーナー
きみなきいまは哀しみの街
トレンチコートの春時雨
原遊子 さん
行きつ戻りつ迷いしほどに
かすかにけむる春の雨
神奈川センターフィールドさん
相合い傘でぶらりと路地へ
辿りついたは先斗町ぶーにゃん さん
雨が降っても笑って走る
子どもみたいな春時雨
4649兄さん さん
厳寒のはず如月半ば
沸騰化ゆえ春時雨
舞踏シューズの独り言 さん
春時雨よと教えるように
唐傘に音さんざめく
舞踏シューズの独り言 さん
待ってて良かった出会わなければ
一人濡れてた春の雨
粋ちゃん さん
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日日是好日