前半に頂いた作品は「気楽爺の日日是好日422-1」に掲載させて頂いております。

 俳景 



俳景俳句コーナー

 拍子木を打ちそこなって拍子抜け

やままかみ さん

 マッチでは今の世代にゃアンマッチ 

やままかみ さん

 マッチまで昭和の遺物となりにけり

やままかみ さん

 半鐘が鳴らぬようにと火の用心
ROKU    さん
 師走にてお財布緩む火の車

ケセラセラ千夏 さん

 寒き夜心に届け火の用心

雨ニモ風ニモガンニモ負ケズ さん

 鍋の香は火の番小屋より江戸の宵

nsumax    さん

 火の用心柝の音走る冬の空

4649兄さん さん

 拍子木と火の用心やご苦労様

秋月の俳句 さん

 火の用心幼子たちの声ひびく

猫山阿霞 さん

 あったけど聴いたことない鐘の音

ぶーにゃん さん
 消防の サイレン響き寒き夜
こころ さん
 寒柝やタワマンと団地の境
ひよこ殺処分反対 さん
 夜番小屋煎じ薬がお楽しみ
himadan    さん
 

俳景短歌コーナー

 拍子木の響き懐かし冬の夜

  どてら姿の母のぬくもりあり

195chim   さん

 山麓の甍の波をかき分けて

  街を見守る半鐘台よ

かわのひかる さん

 冬至前ひっそりとした横路に

  響く夜回り拍子木の音

かわのひかる さん

 カラス鳴き柿の木寂しい北風と

  固き拍子の音を聴く夜

かわのひかる さん

 夜回りはつらさのつのるものとして  

  寒さ厳しく星またたいて

温泉大好き さん

 暗闇に拍子木の音が鳴り響き

  感謝の言葉こだまとなりて

柊 さん

 やりました拍子木うって火の用心

  時代は昭和師走の夜更け
ぶーにゃん さん
 木(日)の国の師走を守る火の用心

  この星包め拍子木響け

珠さん さん

 

俳景都都逸コーナー

 火の見櫓に登って遊び

  おっちゃん達にどやされた
ぶーにゃん さん
 


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日日是好日