俳景  
この間 散歩をしていたら和装のご婦人とすれ違ったんじゃが、
その時 お香の香りがほわっとして
何ともええもんじゃな。
で、香炉と向こうには 松の木を置いて見たんじゃが、
ちょっと俳句にはしにくいかもしれんが 何とか楽しい歌や句にしてコメントから投稿して下され。

勝ってですが投稿はお一人三作品まででお願い致します。

俳景俳句コーナー
   松の庭香炉愉しむ寒日和
まめばぁーば さん
   佐保姫に触れたる御香かも知れぬ
AF さん
   香を嗅ぎ松風の音をさわやかに
thomas さん
   香合の匂いを嗅いで名を当てる
thomas さん
   梅の木の春の香りとカラスがカー
もく さん
   松籟や香の色聴く座頭かな
笑ちゃん さん
   香を焚き瞑想しつつジンを呑む
T&K&kumazo さん
   香を聞き窓越しに見ゆ雪の松
里山みのきち さん
   松に咲く白雪光り香を聞く
里山みのきち さん
   雪松の遠目に煙る香なるぞ
里山みのきち さん
   残り香を追ってみたしと松の木や
たいよう さん
   かぐわしい香りに涙こらえ呑む
アボカリン さん
   忍び会い香の名残の松の下
齊藤大柳 さん
   青松や 縁側に座し 沈香薫 
グランフェッテ さん
   香炉絶え すきとおる空 松青し
グランフェッテ さん
   白雪を 被りたる松 香炉焚く
グランフェッテ さん
   残り香が婦人の品位醸しおり
Green Keeper さん
   匂い立つ着物の柄は敷松葉
ケセラセラ千夏 さん
   香炉から癒し香りに笑みがでる
grggrg さん
   京の女(ひと)松影歩く香(こう)かおる
dekokakaka さん
   京の女(ひと)お香漂う松向こう
dekokakaka さん
   しゃりしゃりと衣擦れの音
香を連れ
dekokakaka さん
   好きな香(か)を焚き込め師匠色を増す
舞踏シューズの独り言 さん
   香を聞きおのれを聞いて能を舞う
舞踏シューズの独り言 さん
   畳紙(たとうし)を開けて漂う香(か)に鎮(しず)み
舞踏シューズの独り言 さん
   香水の香り懐かしい若いころ
えっちゃん さん
   香炉焚く昔は兜今メット?
タイド さん
   香炉焚き変わらぬ松も雪帽子
画家ゆう さん
   春を待つ蕾かぐわし松ながめ
画家ゆう さん
   仄かをる和装婦人の初点前
ぴー さん
   初釜を終へし婦人や足早に
ぴー さん
   密避けて野点初釜終はりけり
ぴー さん
   白檀の香り漂う春待つ心
空 さん
   蛇の目松上がり框で交わす笑み
mikkon さん
   聞香に松の茶杓や京の宿
mikkon さん
   
去り際の香炉水仙松の下
ぱるみん さん
   すれ違う香り残して京おんな
ミール さん
   おしぼりに檜のにほい和の席に
ミール さん
   門かぶり松の前提冬日射す
ミール さん
   香り立つ心に響くときの現を
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   微かなる香の香りにははの面影
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   なだらかな風のなかにも春の氣や
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   週末にお香をたいてリラックス
radio 1972 さん
   扇子からほのかに香る白檀よ
radio 1972 さん
   いにしえの遊び香りを聞くそうな
radio 1972 さん
   煙草の火煙と匂いも君の香り
猫山阿霞 さん
   日なたにて猫と私お日様になる
猫山阿霞 さん
   香炉焚く春の足音聞きながら   
 野菊 さん
   かの香を焚きて消ゆるか松の雪
アマンバ さん
   年新た香のあるじは元ラガー
ぼんちゃん
   初御空みくじの吉を香に込め
ぼんちゃん
   段葛にも馥郁(ふくいく)と淑気かな
ぼんちゃん
   刃傷の松の廊下や香を焚く
がね さん
   香をたく心に余裕欲しいもの
やままかみ さん
   俳句には難しすぎる香炉松
やままかみ さん
   幸せを運ぶ松食い鶴の盆
ぶーにゃん さん
   松納め心置きなく香炉たく  
佳香 さん
   お香の香松いにしえの二人して
冬花 花 さん
   香炊いて雪化粧した松の枝
坂口木乃子 さん
   節分の豆掃き清めたり香をたく
jack−pot 1 さん
   松山城定直偲ぶ香を焚き 
秋月の俳句 さん
   松原や香炉峰には春の雪 
すだち京金 さん
   匂いみて君の声は鳩遠からず
マフダ さん
   松風や旦那まだかな冬燈
himadan さん
   底冷えや旦那待つ身のろくろ首
himadan さん
   寒暁の布団に残る遊女の香
himadan さん
   
俳景短歌コーナー
   煩悩を香炉の煙に紛らわし
          開いた眼には庭の青松
T&K&kumazo さん
   公道ですれ違いざま香り立ち
          香木当てよ香道の粋 
okayu0903 さん
   かぐわしき香炉の煙立ち上ぼり
          ふと松見れば数羽の雀
ROKU さん
   昼下がり月下美人のほの香あり 
          窓辺を見れば銀のお香炉
たかまーみ爺さん さん
   お香炉が熱き思いで呼びおこす 
          わが青春の君は何処に
たかまーみ爺さん さん
   世も変わり香炉佇むひっそりと 
          今はアロマと呼ぶ若人は
たかまーみ 爺さん さん
   わたくしの心の中を鳳凰の
        緋が解き放つ銀香炉かな
mikkon さん
   毎日のストレス癒す香を焚く 
          枕のそばにあるラベンダー
温泉大好き さん
   舞妓ちゃんにほひ袋のかすかな香
          信号待ちの四条木屋町
ぶーにゃん さん
   なぜだらう母の箪笥に春匂ふ
          褪せた写真の蘇るやう
マック さん
   太閤に鳴かせられないものはない
          千鳥の香炉鳴かせたカリスマ

てんぱりまっくす さん
   大磯の街をそぞろに松並木 
          湘南の海風を感じて
神奈川センターフィールド さん
   来客の前に後にとセージ炊く 
          マスクもゆっくりしずめるように
粋ちゃん さん
   
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