東京コレクション開幕。 | 銀座の老舗ブティックで働く、新米バイヤー奮闘記!!

東京コレクション開幕。

本日、9/4から東京ファッションウィークが開幕しました。
JFW(ジャパンファッションウィーク)がはじまってから3シーズン目、とうとうワールドコレクションの
先陣をきる事に成りました。

ミラノやパリなどとちがい、国を挙げてのコレクションウィークというものがなっく、だらだら一ヶ月もの間、
一日一個くらいのコレクションがひっそりと行われていたんですが、これじゃあかん!!ってことで
はじまったファッションウィーク。けっこう盛り上がってます。よかったよかった。

さて、今回、他国に先駆けてコレクションを行う理由はいろいろありますが、よく言われるのが、
バイヤーがミラノ、パリで買付け予算を使ってしまい、展示会にきてもらっても買付けしてくれない。
というブランドの意見が多かったです。

それについて某編集長が記事に書いていたのが、
「ミラノ、パリでバイヤーが買付予算を使ったからといって、その後コレクションを発表する日本のデザイナーが
商売につながらないというのは間違っている。バイヤーを感動させるコレクションを発表すれば、バイヤーは
そのための買付け金額をあらかじめ用意しているだろうし、どうしても買い付けたいのであればリスクを負って
でも買い付けるはずだ。」
と。

大賛成。僕もそう思ってました。責任転嫁も甚だしい。
僕だって、もし買付け予算を使い切ってヨーロッパから帰り、日本で素晴らしいコレクションがあれば上司に
掛け合ってでも導入するだろうし、そのシーズンは無理でも次のシーズンには計画の段階でそのブランド用に
予算を取っておくはずだ。

さて、今日はコレクションを2つ見てきました。

ブランド名は出しませんが率直な感想を。

一つは、好感のもてるコレクション。ちょっとブランドターゲットと作品のターゲットにずれが?とも思いましたが、
かわいらしいコレクションでした。

もう一つ。最悪。
気持ち悪かったです。東京で人気&話題のブランドなのでお客さんもたくさんいたし、若い専門学生の子も必死で
並んでみてました。でも、ほんと、寝そうになりました。
東京コレクションって学校の文化祭のように、身内盛り上がりな部分を僕はよく感じるのですが、まさに、それ。
クリエイション?ファッション?  疑問が募るばかりでした。

洋服の文化はなくとも、あれほど綺麗な着物の文化が日本にはあるのですから、「装ひ」をもっと
大切に考えて欲しいと思います。世界を相手にしたいならなおさら。

若いデザイナーが日本の良い生地を使って自由にコレクションを発表しています。
海外のプレスが東京コレクションで見るべきショーというのは、大体がJFWに参加していない、
自分のスタンスで作品を発表しているブランドだ、と言われているのはなんと皮肉でしょう笑
greenとかN.Hollywoodとか。ストリートミックスの申し子達です。
彼らはストリートから生まれたリアルなモード。リアリティのあるモードこそ東京らしさではないでしょうか。
どう考えても、歴史、文化、ものの考え方はヨーロッパには勝てません。
でもリアルなストリートモードなら東京が一番でしょう。
彼らにはどんどん頑張って欲しいものです。期待してまっせ!
良い技術と素材があるのですから。
自分の勝手な意見ばかり書いてしまい、すみません。。。

お読みいただきありがとうございました。