年の瀬がやってまいりました。
その前に大きなイベントがあるのですが、私は今年もシングルベル。
何の活動もしていないのでしょうがないと言われればそれまでですが、なにそれ美味しいの?と嘯く今日この頃、いかがお過ごしでしょう。
こんにちは、長光津のKです。
子供の頃苦手だった食べ物が大人になったら好物に、なんてことは皆さまご体験がおありかと思います。
私も昔は茄子や牛蒡が苦手でしたが、現在はよろこんでいただきます。
大人になっても苦手だったのが最近は緩和してきた、むしろ好きかも、というご体験はどれくらいあるでしょう。
私は生姜がそうです。
成人しても香りも嫌だったのが最近、あれ?なんか生姜っていい香りじゃない?
と思うように。
大きく影響しているのはがっつりラーメン。
定期的に行くのですが、そのお店のスープに生姜が使われており、生姜の香りが弱いと不満を感じてしまうようにまでなってきてしまいました。
そんな生姜ですが「体を温める食材」の代表格としてよく語られます。
いくつか作用する成分があるのですが、代表的なのが「ギンゲロール(ジンゲロール)」と「ショウガオール」です。
辛み成分でもある「ギンゲロール」は血管拡張・血行促進作用を持ちます。また、殺菌作用を持っているほか、免疫細胞の活性化にも作用するとされています。
「ショウガオール」はギンゲロールが加熱されて変化したものです。
こちらも血行促進作用があります。
加えてショウガオールは内臓壁を刺激して筋肉の活動を促し、体に熱を発生させる作用も持っています。
こういった機能が「体を温める」ことに繋がっています。
寒い時期はもとより一年中大活躍のショウガですが、注意したいのは摂取方法。
ギンゲオールは空気さらされると無くなっていきます。
なのですりおろすのであれば食事直前に。
ショウガオールはギンゲロールを80度以上に熱しないと変化しないので、ショウガオールを摂取したい場合はこの温度を意識しておきましょう。
といって170度以上にしてしまうとまた変化をおこして、ショウガオールの作用が無くなってしまうのでこちらもご注意。
あとはどんな食材にも言えますが、いくら体に良いからと言って過剰摂取はやめましょう。
自身の味覚に合わないものは無理して食べる必要が無いと考える「嫌なものを無理して食べるストレスは要らない派」です。
でもこれをどうやったら美味しく食べられるのだろう?と考えるのは楽しいですね。
何かとお付き合いが増えていると思いますが、快食快眠「できるだけ」心がけていきましょう。
皆様良い一日を。