お腹いっぱいで苦しい状態を私の地元の方言では「ずつない(づつない)」と言うのですが、インターネットが発達した現代では、この方言を使うのが私の地元だけでは無いことが分かって驚いている今日この頃、いかがお過ごしでしょう。
こんにちは、長光津のKです。
前回は我が家の夕食合戦のお話を少々しましたが、今思うに、私の兄が高校三年生の時の我が家のエンゲル係数はたぶん80を超えていたのではないかということはさておき、本日は血糖値スパイクです。
スパイクとググってみると、まあ、サッカーや陸上の、いわゆるスパイクシューズがヒットするわけですが、あ、お笑いコンビにスパイクなんているんですね。
Spike(スパイク・英語:大くぎ、犬くぎ、先のとがった武器、とげ 等)を意味します。
ハイヒールのとがったかかとをスパイクヒールなんて言ったりもします。
この他にスパイクシューズそのものだったり、バレーボールのスパイクや物価の急騰といった意味もあり、幅広く用いられる印象です。
スパイクがだいたい先のとがったものと想像できるように、血糖値スパイクとは、通常時の血糖値から食後の短時間にだけ血糖値が急上昇急下降する症状です。
インスリンの分泌が少なかったり、うまく働かなかったりで血液中の糖を処理することができず、血糖値が急上昇し、すい臓は更なるインスリンを放出し血糖値を正常レベルに戻そうとする動きからこれが発生します。
血糖値の数値の乱高下を招いてグラフではトゲができたように見えるので血糖値「スパイク」と呼ばれます。
厚生労働省による健康情報サイト(e-ヘルスネット)では「食後高血糖」という表現で注意喚起しています。
この症状は隠れ糖尿病とも言われ、動脈硬化を引き起こす原因ともなります。
そしてこれは通常の健康診断で空腹時血糖値が正常ならば発見されることがないので、非常にやっかいです。
自覚症状としては食後に異様に眠くなったりダルくなったり、頭痛や吐き気がが出る場合があるので、これらに身に覚えのある人は要注意。
人によっては気絶したりする人もいるそうなので、そういう場合はソッコーでお医者さんに行きましょう。
この血糖値スパイクは皆が皆なるわけではないのですが、なりやすい人の特徴としては「炭水化物中心の食事」「早食い」「運動不足」「血縁者に糖尿病の人がいる」です。
うううぅ、最後以外あてはまってしまう。
今は遺伝子に守られていますが、今の生活習慣ではかなりの危険にさらされていることを自覚しなければ。。。
改善策としては炭水化物中心の食事から切り替えてタンパク質や食物繊維を摂るように心がけなければなりません。
よっしゃ肉や肉!、とこれまた極端な考えも改めなければ。
身もふたも無い言い方すれば、「バランスよく食べましょう」。
あ、あとよく噛んで。
皆様良い一日を。