銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です

 

 

梅宮アンナさんの乳がんが話題になっています

 

 

ちょっと特殊な乳がんで、小葉がんというタイプのようです

 
乳がん全体の5%くらい(意外と多い?)に見られ、通常の乳管がんと比べて以下の特徴があります
また、しこりとして触れるものの画像では見つけにくいという特徴もあります
 
梅宮さんも人間ドックを受けていたけど、マンモグラフィやエコーで見つからなかったそうです

浸潤性小葉癌の確定診断までに2年を要した要精検例の1例

 

何かありそうだと疑いながらも、画像検査や生検で2年間診断できなかったという報告です

 

 

梅宮さんはステージ3Aということで

 
術前抗がん剤→手術→術後治療を予定されているようです
 
 
記事によると、AC療法→パクリタキセルという強い(=再発リスクを下げる効果が高い)治療を行うとあります
 
こちらは復習を兼ねて
 
ホルモン陽性HER2陰性のいわゆるルミナルタイプなので、術後の治療の選択肢も幅広いです
 
 

 

浸潤性小葉がんは、抗がん剤がやや効きにくいがんですが、術前抗がん剤治療も手術もうまくいって欲しいと願うばかりです

 

 

最後に、冒頭の記事に大事なことが書かれていました

 

マスコミも、小葉がんがどうだとかよりも、こういったことに焦点を当てた方が、世の中のがん患者のためになると思うのですが、、、

 

 

 

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