銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です

 

 

Twitterでこんな投稿を見つけました

 

 

免疫学者の安保徹医学博士は言った 「ガンの転移は治るサインである」 リンパ球が上りはじめたときに転移を起こしやすいということがはっきりしている。 つまり、転移というのは原発巣がリンパ球によって攻撃されて散らばっている状態なのです。 実際に転移が起こったガンが自然退縮して治るということを何十例も経験しました。 転移は怖くありません。 ガンが治るサインです。 体が治癒力を発揮してガンをたたいている最中です。

 

 

安保徹先生は熱狂的な信者が結構いるので、ディスるのは怖いのですが、、、

 

がんの転移は治るサインって、そんな訳ないだろーーーーーーーーーーーーーー

 


 がんの転移は、がん細胞が増え、かつ性質が変化(進化?)した結果起こることで、免疫細胞の攻撃によるという話は、文献上も見つかりません


あと、転移=体が治癒力を発揮している状態というのも、意味が分からない…



 

転移のメカニズムについてはコチラを参照に

 

 

より詳しい解説はコチラ

 

 

 

がんの臨床現場のことを何も知らない免疫学のお偉さんが、実験室での研究結果と独自の持論を展開しているのが安保先生です

 

標準治療を嫌う人たちにとっては耳障りが良い持論ばかりなので、そういった方々から崇拝されているようですが、、、

 

 

標準治療がすべてだとは思いませんが、極端な民間療法には辟易します

 

安保先生信者がたまに当院に来られますが、あまりにも思考が極端な人はお断りすることもあります

 

当院はあくまで、標準治療(するしないも含めて)と代替医療のバランスを重視しています

 

 

 

以前『重曹でがんが治る』というのが流行りました

 

イタリア人医師がーってやつです

 

当院でも(本人の強い希望で)一時期重曹点滴を行っていましたが、誰一人として効果が見られず、副作用ばかりが目立ちました

 

 

安保ファンからいろいろ言われそうだけど、、、たまにはいいかな

 

 

 

 

 

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